NO | 団体名 | 主な企画内容
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一般社団法人 遊びでまちづくりする準備室(神奈川県) |
「カルチャーコットンクラブ ~地域の人・仲間と一緒に、衣食住の「衣」を土から育もう!~」 綿の栽培を軸に、「収穫」をゴールとするのではなく、1つ1つのプロセスの経験を重要視して活動する。地域の方々や仲間との継続的な関わりを大切にしながら、ものづくりの喜びと難しさを体感し、子どもたちの創造力を育む。 |
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速報レポート6 弾けた綿花を収穫して、ふわふわの綿に触れてみよう、そして紡いで糸にしてみよう
活動日: 2024年10月6日(日)13日(日)20日(日)
活動場所: 茅ヶ崎市内になる「農園つづく」
参加人数: 小中学生 4人 / 大人 2人 / 指導者 3人 / 合計 9人
<活動内容>
10月に入ってから収穫した綿花は、9月よりもふわふわで大きなサイズのものが多くなってきた。
それに合わせて、たまってきた綿を少しずつ紡いでいきます。
綿を紡いで糸にするには、いくつかの工程と道具が必要になります。
まずはスピンドルという、糸を紡ぐための道具をみんなで手作りしてみることにしました。
スピンドルが完成してからは、綿から種を取り出し、カーディングと呼ばれるブラシを使って綿をほぐす作業を行います。ほぐすとあっという間に綿がふわふわになっていき、子ども達も思わず綿に頬ずり!
次に、ほぐした綿を少しずつ引き出しながら指でよると、ふわふわだった綿が1本の糸になっていきました。
ここからスピンドルに回しかけて糸紡ぎスタート!となるはずでしたが、スピンドルに巻けるほどの長さの糸にするのが難しい…。
ここまで様々なことをみんなで乗り越えてきましたが、これには大人もこどもも大苦戦。
実際にやってみることで、糸を紡ぐことの技術の巧みさが知れました。
自分たちで育てた綿が糸にまでなったことに、子どもたちも大満足な様子でした。
綿以外には、ローゼルの収穫も最盛期。
スーパーには並ぶことのない珍しい野菜や植物が育つ様子とそれを食せることは、カルチャーコットンクラブの醍醐味。
「農園つづく」さんには、ムカゴの仲間である宇宙芋やホップ、島かぼちゃなどが植っていて、それらをいただいて帰り、それぞれがお家でどのように食べたかを報告し合うのも楽しみの1つです。
糸を染色するために育てている藍には、ピンクの花が咲き始めました。
花が白っぽくなると種になっていく合図なんだとか。
近くで藍をたくさん育てている農家さんから、藍の種はスズメの大好物で放っておくとあっという間に全部食べられてしまうと聞き、ネットをかけて保護することにしました。
少し雨が降ってくる時もありましたが、種をスズメから守るミッションを果たすため、みんな手を止めることなく夢中で作業を進めていました。
私たちの活動はこれから先、「糸を紡ぎ、染め、織る」ところまで挑戦していきます。
うまくいくことも、いかないことも、みんなで楽しみながら進めていきたいとおもいます。
<子どもたちの感想>
・綿をブラシでとくとフワフワになって気持ちいい〜!
・フワフワの雲が空の雲みたいに見えてきた。
・この綿の上でお昼寝したい。
・糸を紡ぐのは難しいけど、ちょっと長くできるとうれしい。もっと長く繋げられるように練習したい。
・ローゼルはすっぱいけど、葉っぱを食べたらハマっちゃった。
・藍の種は来年に繋がる大切な宝物だから、みんなでがんばって守ろう。
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