NO団体名主な企画内容
34 NPO法人ナック(大阪府) 「里山自然体験事業『森のがっこう2010』−森を知ろう、森で遊ぼう−」
人の利益を得るのが主な目的だった里山管理から、生き物の住処を創出することを主な目的に変え、竹林と雑木林の中を生き物調査や森の整備を行う。子どもたちは学びながら、森の元気のために全力をつくすプログラム。

第2回目活動報告

日 時:6月20日(日) 10:00~15:30
参加者:子ども28人
スタッフ:15人 

「オタマジャクシにカタツムリ。雨の森には生き物がいっぱい!」

 森のがっこう第2回目の活動日がやってきました。残念ながら天気は曇り空。時折雨もぱらついたりしていましたが、子ども達は前回同様に朝からとっても元気です!まずはフラフープを使った仲間作りゲームで少し仲良くなれたところでいよいよ活動開始です。今回はちょうどアクトランドの畑のじゃがいもが収穫時期を迎えていました。なので自分達でじゃがいもを掘って、掘りたての新鮮なじゃがいもを使ったカレー作りに挑戦します。

 男の子、女の子と交代でじゃがいも掘りに出掛けます。少し掘っただけで大小様々なじゃがいもがたくさん!どの班も大きなザルいっぱいにじゃがいもを収穫できました。さらに畑には色んな生き物がいっぱいです。「うわ~!めっちゃ大きいミミズがでてきた~!」とみんな大興奮!他にもダンゴムシやハサミムシ、カタツムリなど多くの生き物も見つけることができました。

 カレー作りでは玉葱を切りながら目をしょぼしょぼさせたり、火がなかなか付かなかったりとみんな悪戦苦闘。それでもとってもおいしいカレーが出来ました。今回のカレー作りはコンテスト形式で行いました。出来上がりまでの早さ、盛り付けのきれいさ、おいしさ、ケガの無さを基準に順位をつけます。1位はやっぱり女の子班!男の子班もかなり頑張って作っていました。

 午後からは前回出来なかったオリエンテーリングをします。場内のあちらこちらに隠れている小さいポイントを、地図を頼りに探し出す活動です。せっかく森に入るのだから、単純にオリエンテーリングをするだけではもったいないということで、この時期ならではの生き物であるオタマジャクシやカタツムリを見つける課題も取り入れながら、グループごとに散策します。

 この時期のオタマジャクシは生まれたての小さいものから、ほとんどカエルになりかけているものまで様々。「この子、もうすぐカエルになるんや。」と桂子ちゃん。食い入るように水の中を見つめています。あまりに顔を近づけすぎたのか、頭からドボン!びしょ濡れに・・・。「大阪市内ではオタマジャクシを見つける機会や場所がなかったのでドボンも含めて貴重な体験です」と、保護者からの意見もありました。今回もたくさんの発見と体験があった充実した活動になりました。







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