速報レポート１「苗を植えよう/田んぼの水はどこから来ているの？」

月一回、全六回の無農薬のお米作り体験プログラムを通して米STAR(マイスター、お米の名人)になることを目指します。県外の若者や新庄地区の方々、新庄小学校5、6年生による村おこし会社「山の子ふれあい振興社」の社員もスタッフとして指導を行います。

米STARS in 新庄 活動ブログ　　 http://maistars2011.blog38.fc2.com/
山の子ふれあい振興社 活動ブログ　http://yfs2010.blog76.fc2.com/

13：00　開会式
12人の米STARS隊員にオリジナルTシャツが贈呈され、一人ずつ大きな声で自己紹介してもらいました。(農)新庄わいわい楽舎の講師のみなさんをはじめ、地域の方々や、京都、大阪、なんと東京からも若者たちが応援に来てくれました。また、新庄小5、6年生の「山の子ふれあい振興社」の社員からは種が苗になるまでの様子を紹介してもらいました。

大きな声で「よろしくおねがいします！」

新庄小学校の村おこし会社「山の子ふれあい振興社」の社員たちです。

県外からも学生や社会人が応援に駆けつけてくれました！

13：30　田植え
「がんばるぞ〜！オ〜!!」のかけ声とともにみんなで一斉に裸足で田んぼに入り、田植えが始まりました。
「ドロドロや〜！」「カエルがおる！」「深い〜！」悲鳴や歓声が田んぼに響きます。田植えが初めての子には若者や山の子ふれあい振興社の社員がやさしく教えてあげていました。素早さを求める子、正確さを求める子、様々です。慣れてくると苗のバトンパスも絶妙なチームプレーで繋がっていきました。
初対面の人同士が田植えを通して交流を深めていく。昔の人もこうやって子どもから大人までたくさんの人でわいわい田植えをしていたんでしょうね。みんなで力を合わせ、1反弱の田んぼを全て手植えすることができました。
「たった一時間やけど子どもらも最後のほうはずいぶん上手になったわ〜。」と新庄のおじいちゃんも驚いていました。

わいわい楽舎の藤本さんから田植えの方法を教わります。

泥の感触を楽しみながら植えていきます。

山の子ふれあい振興社のお姉さんがやさしく教えてあげています。

15：00　水源調査
　田んぼの水はどこから来ているんだろう？その答えを求め、田んぼの水路を辿って普段人が入ることのない山奥まで探検しました。フェンスを通り越し、15分ほど山道を歩くと、コンクリートの水路が小川に変わっていました。田んぼの水はこの冷たくてきれいな小川から来ていたんですね。
　もう少し奥には開けた場所があったので宝探しをしました。子どもたちのするどい観察力で30個ほど隠した宝はすぐに見つかりました。また、見たことのない山のカエルや植物も一緒に見つけることができたようです。楽しみながら田んぼと山の関係を学びました。

一列になって山の奥へ進みます。

足元をよく見て宝を探そう！

帰りは水路でレースをしながら帰りました

・おもしろかったよ。たんけんするのがおもしろかったよ
・きょうはたのしかったからまたいきたいな!!
・田んぼになえをうえるとき、ひるやかえるがいっぱいいました。なえをうえるのはすごくむずかしかったです。
・田うえをするときはやくできたのでよかったです。
・山のかえるや、生きものをつかまえました。やまのしぜんがきれいでした。
・田植えでひるがいたけどがんばってやれました。じょうぶにそだってほしいです。
・苗を1本1本ていねいに植えれました。水源は意外な所にありました。初めて会う子とも積極的にしゃべれたのでよかったです。二回目もがんばりたいです。

みんな最初は少し緊張していたようですが、別の小学校の子やお兄さん、お姉さんと話しながら同じ作業をすることですぐ打ち解けることができていました。どの子も元気いっぱいで話も熱心に聞いてくれていたのでこれからが楽しみです。新庄区民の方々も大勢応援に駆けつけてくれ、「田んぼに裸足で入るのは初めてやったわ」、「昔はみんなでこうして田植えしとったなぁ」と話されていました。無農薬のお米作りはうまくいくのでしょうか？「米スター(お米の名人)」への長い道のりはまだ始まったばかり。みんなでがんばりましょう!!

プログラム検索に戻る