NO団体名主な企画内容
21 学校法人 いいづな学園 グリーン・ヒルズ小学校5・6年生クラス(長野県) 「ツリーハウス建設プロジェクト」
6年生が中心となって、子どもたち自身で建築家と相談したり、設計図を書いたり、長野市に建築申請したりして、子どもたち主導で、ツリーハウスを一から作り上げるプロジェクト。

速報レポート1 ツリーハウス建設プロジェクト始動!

日時:5月18日(月)
場所:グリーン・ヒルズ小学校
参加者:児童3名、担任1名、保護者1名
はじめに

グリーン・ヒルズ小学校、中学校は、長野駅から北へ16km、海抜1150mの飯綱高原にあります。小学校は2005年に、中学校は2008年に開校したまだ歩みを始めたばかりの新しい学校です。
本校の教育目標は、相互の関係性を基盤にして、一人ひとりの自律性を育てることです。そのために、プロジェクトを中心としたカリキュラムの開発と実践、対話による関係の構築を目指します。「プロジェクト」とは、「目的を決め、計画を立て、ふり返りながらゴールに向かうこと」を基本とする学びの方式です。「対話」とは、「生きた言葉のやりとりを通して、相手のことを知り、自分のことを知り、新しい価値を生み出す営み」のことです。子どもたちには、対話を通して形成される「関係性」を支えにして、プロジェクトを通して自分の心と頭で考え自分の判断で行動できる「自律性」を身につけてほしいと願っています。本校は、複式学級で1クラスを構成しています。5・6年クラスは個性豊かな8人が集まり、元気いっぱいスタートしました。

活動内容

「小学校生活最後の年に何か大きなことをしたい!」と6年生の2人が動き出した。校庭にクラス全員が乗れる“ツリーハウス”を建てたいという気持ちが高まると、まず相談したのが建築士の保護者だった。校庭のどの場所に、どんな木を使ってツリーハウスを作るのか、どんな大きさだとどのくらいの期間が必要なのか、具体物を使って教えていただいた。自分たちの経験から考えたことと専門家に教えてもらう新たな知識とが結びつき、自分たちが頭で描いていたものが、実際に形にできそうだ、やってみようと具体的な行動につながり、子どもたちは目を輝かせて「プロジェクト」を進めていった。


ツリーハウスを建てるのに、4本の木を使うとどうなるのか、相談中。

自分のやりたいことを実現させるために、子どもは本気で取り組んでいる。



話し合いを重ね、イメージを設計図に表しました。

算数の“縮図”の学習も生かして設計図を作成することができた。

保護者が子どもたちのために製図台を集めてくださった。今後、本格的な設計図作り、さらなる“ほんもの体験”が可能になるのだ!

子どものふり返り

  • ツリーハウスに使う木は、3本の方がいいと聞いた。バランスがとりやすく、材料が少なくてすむのでお金も安くてすむからだ。でも、4本にした。せっかく作るならでかいほうがいいし、見た目も4本の方がいいと思う。
  • Dくんのお父さんにツリーハウスのことでアドバイスをもらった。ぼくたちが考えた4本の木を使う案だとバランスが取りづらいから、3本の方がいいのではと言われた。台風などで木はばらばらに動くから壊れることがあると教えてくれた。けど、ぼくは4本の木を使うツリーハウスの方がいい。せっかく作るなら、大きい方がいい。



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