NO団体名主な企画内容
48 NPO法人 コロボックル・プロジェクト(熊本県) 「コロボックル探険隊 ~森から海へ~」
熊本市郊外には、フクロウなどを頂点とした多種多様な動植物(コロボックル)が生息する自然環境が残されている。そこで、川ガキ、山ガキ、ガキ大将づくりと、自然体験活動のさまざまなプログラムと発表活動を行なう。

「コロボックル探険隊 〜森から海へ〜」 里山キャンプをしよう2 [8/12-8/13]

 日  時:8月12日(土) 17:30〜22:30
 隊  長:甲斐原巖(ガンさん)
 参加者:子ども3人、大人3人 計6人



 「里山キャンプをしよう2 〜命をいただこう〜」

 カヌー下りの後、モモ畑を走り回っていたニワトリをいただき、キャンプ場へ。
キャンプ場に着くと、袋に入ったニワトリを調理場の近くに置いて、テントの準備。
すると、「ニワトリが逃げた!」
ニワトリが林の中へ。みんなで囲みますが、間をすり抜けてあっちこっちへ。囲んだ輪がだんだん小さくなって、シミズさんがゲット!
そのとき、タカヤくんのお兄さんと弟、お母さんが差し入れを持って到着し、ニワトリの調理に参加。

 シミズさんはそのままニワトリの羽を後ろにしてつかみ、次にクビを引いて一瞬気を失わせ、すぐに首をはねました。すると、胴体だけになっても、そこらを走り回り、みんな「わぁ、走しっとる(てる)?!」とビックリ仰天。
まず羽をむしり胸の肌が見えてくると、タカヤくんが触れて「あったかい!」
「ぼくも」弟くんとダイスケくん、今まで命があったことを実感!
次に熱湯につけて、さらに羽むしり。きれいに羽が取れてしまい、いよいよ調理。
おしりから包丁を入れていきお腹へ。
みんなはのぞき込み、博物館の学芸員でもあるシミズさん、内蔵の名前と働きを一つずつ説明しながら、さばき終了。
「おいしそう、でもかわいそう!」とだれかの声。

 いよいよ夕食。財団からいただいたチキンラーメンをコッヘルに出し、お湯を注ぎ、3分間の待機。
その間に、ガンさんが炭の火おこし、そしてエイケンさんがキャベツやタマネギ、ニンニクなどの野菜といっしょに、とりバーベキューの開始。
まず熱々ラーメンをツルツルとすすり、次に焼けたとり肉をほおばり、ほの暗いランタンのもと、さっきまで「コッコ、コッコ」と鳴いていたニワトリの命をきれいにいただきました。
昼間のカヌーでの川下りで疲れたのか、花火を少ししたところで「眠たいな」の声。
それではと調理場を片づけて、テントへ。みんなすぐにスヤスヤ?!

 次の朝、ゴソゴソという音で目を覚ましたガンさん。「おはよう」とみんなの声。
ガンさん「散歩に行こうか?」
みんな「暑くて、あんまり眠れんかった!」
ガンさん「人が多すぎたかな?」
カズトくん「地球温暖化といっしょたい。」
散歩しながら、「きのうのニワトリはおいしかったね?」と聞くと
「おいしかったよ」とみんな。
「いただきますて言うばってん、なんばいただいたっかね?」とガンさん。
すると、みんな「命ばいただきます。」

 みんなの顔には、わくわく!どきどき!(命を)いただきます!がいっぱいでした。

クビ落とし

温かい

いただきます

とりバーベキュー




コロボックル探険隊 〜森から海へ〜 実施レポート(1)
コロボックル探険隊 〜森から海へ〜 実施レポート(2)
コロボックル探険隊 〜森から海へ〜 実施レポート(3)
コロボックル探険隊 〜森から海へ〜 実施レポート(4)
コロボックル探険隊 〜森から海へ〜 実施レポート(5)
コロボックル探険隊 〜森から海へ〜 実施レポート(6)
コロボックル探険隊 〜森から海へ〜 実施レポート(7)
コロボックル探険隊 〜森から海へ〜 実施レポート(8)

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