NO団体名主な企画内容
24 高森町自然愛護会 高森キッズサイエンスクラブ(長野県) 「郷土の大自然に浸り、楽しさ、おもしろさ、不思議さをいっぱい体感しよう!−どきどきわくわく高森町の自然 2016−」
エノキで育つチョウの観察、天竜川での生きもの探し、放射性鉱物の採取と放射線観察などを体験。自分が育った高森町の原風景や原体験を語れ、自信と誇りをもった子どもたちに育てる活動。

速報レポート1 エノキで育つチョウの幼虫、ナナフシなどを観察する会

日時   5月8日(日)8:30~11:30
集合場所 高森町福祉センター3階中ホール集合 
参加人数 小学生13人 幼稚園3人 保護者10人 高森町自然愛護会員7人
実施概要

1 高森町福祉センター中ホール 受付
 傷害保険代徴収(1人年間100円) 名札渡し
 平成28年度高森キッズサイエンスクラブ結団式

2 エノキで育つチョウの幼虫とナナフシの講話
 まず、エノキの木を覚えること エノキの木の枝渡しとテングチョウの幼虫(本物)の紹介。オオムラサキ・ゴマダラチョウ・ヒオドシチョウ・テングチョウなどの幼虫や蛹や成虫を写真で紹介。「今日はどんな幼虫に出会えるかな。」 期待が膨らむ。

3 観察コースを、地図を配って説明 全員トイレ後、出発

4 松岡城址公園でエノキを観察
 多数のヒオドシチョウ、テングチョウなどの幼虫を見つけて、子ども・保護者は大喜び

5 喬木第一小学校でエノキを観察
 松岡城址公園よりもっと大きなヒオドシチョウの幼虫を観察。テングチョウの幼虫も。子どもたちは手につけて観察も。5年生の一人がナナフシを発見。続いて、多くの子どもたちがナナフシを発見。形が奇妙で小さかったことから、子どもたちの人気者に。

6 昨秋、越冬するゴマダラチョウの幼虫が多数見つかった天竜川のエノキで観察
 残念ながらゴマダラチョウの幼虫は見つからなかった。テングチョウの幼虫は多数観察

7 高森町福祉センター3階中ホールへ戻って、観察記録
 次回の予定「天竜川で造形遊び」のプリントを配り、説明して終わりの会


幼虫探し 一人が幼虫を見つけるとみんながよって来る。

幼虫探し エノキがたくさん見つかり、幼虫探しも広がった。

ヒオドシチョウの幼虫の群生「かぶれることはないの?」「刺したりしないの?」という声。これには、「大丈夫です。」


ナナフシ 人気者に。

テングチョウの幼虫 群生はしない。「かわいい。」という声。

最後に、みんなで記念撮影(用事のため、途中で帰った親子がいた。)

子どもたちの記録

1年生:ナナフシがいっぱいみつかったよ。

2年生:エノキにはこんなにたくさんのようちゅうがいるんだと、はじめて、しりました。

まとめ

 今年度初めての高森キッズサイエンスクラブ。当初の会員は、昨年度より減り、14人です。続けて参加することになったのは、3家庭だけ。ほとんどが、新しいメンバーです。昨年度のまとめの会のとき、あんなに子どもたちからも保護者からも評判が良かったのに、と思い、残念に思いました。いろいろ聞いてみると、昨年度、各イベントの最後に書かせた記録が、子どもたちにとって、意外と負担が大きかったから止めたとのこと。それで、今年度は、やったことをそのまま(少なくてもいい。絵だけでも文字だけでもいい。)書けばいい、ということで、了解を得ました。(会員数は、その後、増えて、18人になりました。)
 初めの講話の中で、エノキの枝を子どもたちと保護者に渡して、「今日は真っ先、このエノキの覚えてください。」と言いました。それで、エノキが、多分、記憶されたと思います。ちょうど、テングチョウやヒオドシチョウの幼虫がたくさん見つかる時期だったので、子どもたちは、あちこち、とび回って、エノキを見つけては、幼虫を探していました。ナナフシは、5年生の子どもが一番先に見つけました。続いて、大勢の子どもたちが見つけ、形の面白さから、人気者になりました。
 ゴマダラチョウの幼虫が見つからなかったことは、残念でした。昨秋、越冬する幼虫がたくさん見つかったところでも、見つかりませんでした。(下見も含めて)
 その後「そのとき採集したテングチョウの幼虫を飼育していったら、チョウになった、家族みんなでチョウを見て感動した。」といううれしいお便りを、母親からいただきました。



速報レポート1 エノキで育つチョウの幼虫、ナナフシなどを観察する会
速報レポート2 天竜川の河原で造形遊び
速報レポート3 柳の木の樹液に集まるクワガタムシやカブトムシなどを観察しよう
速報レポート4 放射線を観察しよう
速報レポート5 魚採りほか、水棲生物の観察
速報レポート6 竹フェスタ
速報レポート7 竹で、来年の干支、酉の制作

プログラム検索に戻る