NO団体名主な企画内容
7 NPO法人 イーハトーブ宇宙実践センター(岩手県) 「自然体験学習 「紙って何者?」~紙の正体を探ろう!~」
日常自分たちが身近に使っている紙の原材料や、どのようにして作られているのか子どもたちは知っているのだろうか?原材料が植物であることを学び、身近にある植物を使って紙作りを実践し、紙と自然環境および日常生活の関わりについて学ぶ。

速報レポート3

日時 :平成29年7月29日(土) 10時~11時30分
場所 :奥州宇宙遊学館 セミナー室
参加者:13名 (小学生12名、中学生1名)・大人7名
講師:高校生物教師1名
NPO法人関係者:2名
内容

●第3回「和紙の材料をくわしく調べてみよう。」
-長い間、変わることなく使われている理由を探る-

 第2回でお世話になった紙すき館から和紙作りに使った材料をいただき、顕微鏡を使って繊維をくわしく調べてみた。
 また、使われている繊維の植物(楮・三椏)について植物図鑑を使い調べた。
 この他、作った和紙をまた水に入れ繊維状にして和紙を作るという方法で、再生紙についても学んだ。

感想

小学生向けの植物図鑑を準備できなかったため、用意した辞典に書いてある言葉(漢字)が難しくて分かりづらい様だったが、分からない言葉は先生に聞いいたりしながら自分なりに解釈していたようだ。
顕微鏡で繊維を覗いていると繊維がだんだん乾いてくるため、縮んでくることに気が付いた子もいた。
東山和紙を細かくちぎり、水に入れて繊維に水分を含ませ網の上にすくい取り、乾燥させてまた紙にするという方法で再生紙について説明した。
紙の再利用について考えてくれるきっかけになれば。と思う。


湿っている状態の和紙の原料

顕微鏡で拡大した繊維

顕微鏡で拡大した繊維を観察


図鑑で楮・三椏について調べる

網で濾し取った和紙の材料を乾燥

和紙の再生紙の出来上がり



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