NO団体名主な企画内容
49 誇れるふるさとネットワーク(鹿児島県) 「海から学び、海で遊んで、地域に貢献する!みんなで育てる島っ子プロジェクト!」
島内の小中学校や子育て支援団体、夏祭りイベントなどと協働し、①地元の海・サンゴ礁の生態系を学ぶ場、②親しむ体験の場、③海ごみを拾う地域貢献の機会をつくり、子どもたちへの環境教育を行う。

速報レポート2

日時  6月14日(日)14:00~15:30@大金久海岸
参加者 小中学生23人、指導者4人 【「NPO法人 ヨロンSC」と協働】

 最初に、ごみの分別(可燃物/不燃物/マイクロプラスチック)と「ガラス片や注射針が落ちていることもあるので軍手を着用すること」などの注意事項を伝えた他、以前拾った漂着ゴミ(日本・中国・台湾・マレーシア由来)を提示し、「バーコード番号で国籍(どこから流れてきたか)が分かること」などを伝えた。
 また、これまで集めたマイクロプラスチックも見せ、「ゴミが全く無いように見えても、よく見ると小さいゴミが落ちているかもしれない」ということも伝えた。ごみ拾いを始めると、こどもたちはすぐに汗ばむほどの暑さにも関わらず、砂浜のマイクロプラスチックまで熱心に拾い集めていた。





 海ごみ拾い後、再び日陰に戻り、海ごみ・マイクロプラスチックの現状と問題(魚や鳥の誤飲をはじめとした生物被害)についての説明を行った。
 「海外の調査では、亡くなった鳥のお腹に平均30gのプラスチックがあった」こと、自分たちが暮らす日本では使い捨てゴミが増加し続けており、「そもそも、必要以上のごみを出さないようにすることが大切になる」こと、7月1日からのレジ袋の有料化や与論島の海岸に置かれている「拾い箱」のことなどを伝えた。また、昨今のコロナウイルス対策の状況も踏まえ、感染対策(保健衛生)の場面では使い捨ても大事であることも付け加えた。こどもたちは、特に身近な海にもたくさんのマイクロプラスチックがあったことに驚いていた他、バーコード番号で国籍が分かることに強い関心を示しており、終了後、島内の漂着ゴミを調査した報告書を手にとっていた。


拾ったマイクロプラスチックの重さを量るこどもたち



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