NO団体名主な企画内容
11 上越市立大手町小学校(新潟県) 「創って学ぼう! みんなで わくわ~く!(様々なものに、みんなで、自分で、わくわくしながら創り出す(work) ことで成長を目指す)」
動物飼育、原っぱやグラウンドなどの自然、友達や家族、作家の方とかかわりながら、自分の学校生活を豊かにしていくものを創り出していき、自分にとって「創り出すこと:わくわ~く」とは何かを考えていく。

速報レポート1

日時:2020年7月9日(木)
参加者:児童:61人
   :保護者の方・地域の方 100人
   :教職員10人
内容

 羊4頭を学校に迎え,一か月が経ち、子供たちも羊さんのお世話に慣れてきた7月に、羊の毛刈りや自分たちが羊さんのために創った(work)ものの「みんなでわくわ~く」の発表を地域の方、保護者の方に向け、行いました。コロナウィルスの影響で、休校や分散登校が続いたことを忘れさせるくらい、体を動かして、羊さんのための小屋づくりを電動ドリルで行ったり、ペンキの色を塗ったり、日陰を作ったりしていました。今は、学校にいる「みんなでわくわ~く」の時間を噛みしめて活動をしています。当日は、そんな日頃の羊さんのためにという、他者を思う心が自然体験活動によって、没頭や熱中、追及を引き起こした子供のかっこいい姿を保護者の方や地域の方にご覧いただきました。
 子供たちは、羊の刈った毛に触れて、「命って温かいんだ。」「命はいい匂いがするんだ。」と言うことに気付いた様子です。刈った毛は「羊さんからのプレゼント」と言って大事に持って帰ったり、次回のわくわ~くの活動にいかしたりしていく予定です。また、みんなでわくわ~くの活動は、「協力することが大切だ。」と言うことにも気付いた子がいました。

まとめ

 新しい生活様式を模索しながらも、その中でできる自然体験活動を工夫しながら行うことで、創ることの喜びや協力することの大切さに気付いた子供たちの様子が見られました。特に,マスクをして,距離をとりながらの自然体験活動では,自分と向き合う,自然と向き合う,没頭を生み出すことに気が付きました。一つの課題を皆で共有し,それぞれがその課題に向き合いながら,目の前の自然の対象と向き合う,そんな新しい自然体験活動の姿を子供から教えてもらいました。




わくわ~く広場が完成!柵やコースなどを手作りしました!


自分たちで創ったわくわ~く広場で発表!

毛刈り体験や,わくわ~くツアー,

わくわくクイズ大会,お散歩大会など,体験活動でわくわ~くしたことを発表しました!