活動レポート１　「とことん青田川」の活動が決まるまで

本校の4年生は、総合の学習で『青田川』をフィールドにして活動を行う場合が多いです。今年度の4年生の子どもたち（きずな学年）も、先輩の姿を見て年度当初から「青田川で活動したい」という思いを強くもっていました。10日（木）に行われた「きずな学年会議」では、「総合でしたいことは何？」というテーマで話し合いました。ほとんどの子どもが『青田川』で活動したいという思いを発表していました。「青田川でゴミを拾ってきれいにしたい」「青田川でたくさん遊びたい」「青田川の生き物を捕まえたい」など、一人一人の思いや願いを語り合いました。そこで、今年度の活動のフィールドを『青田川』に設定することに決めました。
子どもたちは、『青田川』にたくさんの魅力を感じています。それは、私たち教師も同じです。『青田川』では、ウグイ・タモロコ・ドンコ・ザリガニ・モクズガニ・カエル・トンボ・チョウなどの生き物やタンポポ・ヒメオドリコソウ・ヨモギ・ヨシ・マコモなどの植物、大小様々な岩や石、泥、砂などの自然と存分にかかわることができます。また、ゴミや下水、地域の環境保護に取り組んでいる団体（『青田川を愛する会』）などとかかわって学びを深める姿が期待できるのです。
子どもたちと教師の思いをもとに、総合のテーマを「とことん青田川」としました。本テーマは、子どもたちの「○○したい」「もっと△△したい」という思いを大切にして、青田川での活動に取り組んでいくために設定しました。青田川と主体的にかかわることで、青田川を取り巻く様々な環境に親しんだり、青田川を大切にしたいという思いをもって、自分や自分たちにできることを進んで実践したりする姿を育んでいきたいと思っています。