活動レポート１５　「とことん青田川～『青田川研究レポート』～」

　1学期は、『青田川』の市之橋を基点にして上流（第7砂防ダム）～下流（清浄橋）まで活動を進めていきました。子どもたちは、魚を捕まえたり、マコモを抜いたりと自分のやりたい・調べたいことについてとことん活動を行いました。そして、活動を進めていくと、「なぜだろう？」「どうしてだろう？」という疑問がたくさん出てきました。例えば、「市之橋にはマコモがたくさん生えているのに、黒田橋や砂防ダムにマコモが生えていないのはなぜだろう」「上流に比べて下流の清浄橋の近くは水がにごっていて汚いのはどうしてだろう」など、自分がとことん調べたいテーマが決まってきました。
　9日（水）には、調べたいテーマ（魚やマコモ、植物、水、ゴミ、ドロ、石、歴史、水の流れなど）が似ている２～４人でグループをつくって、自分達がそのテーマについて分かっていることや疑問なこと、どこで何をどうやって調べるのかなどを話し合いました。話し合った内容は、グループごとに大型のホワイトボードにまとめていきました。自分の考えを友だちにわかってもらおうと一生懸命説明する姿や友だちの考えを真剣に聞こうとする姿が見られました。『青田川』の研究がどのように進んでいくか楽しみです。

Ａ児
　私は、これからマコモについて研究しようと思います。そして、マコモの育ち方と育つ場所の関係を調べたいです。理由は、上流はマコモが生えていないのに、下流は大量に生えているから、育ち方やせいたいとその場所に何か関係があるかもしれないと思ったからです。水や土など、上流・中流・下流のちがいを細かく調べ、上流に生えない理由を知りたいです。次に、マコモ自体がどうやって育っているかくわしくないからその事を調べたいです。それには、まず自分で小さめなのをとって家とかで育てる必要があります。そして毎日毎日、マコモの様子をチェックしたら一つや二つでも気付く事が出てくるはずです。そして、マコモの育ち方と育つ場所を関係づけるのです。
　二つ目は、市之橋辺りは、マコモがふえているかです。中流・下流を中心にマコモを比べて他の所とのちがいはあるのか、そもそもなぜ青田川は一〇年近く前からマコモがふえたのか知りたいです。研究がんばりたいです。

Ｂ児
　ぼくたちは、魚について話し合いました。まず調べてみたいことは、黒田橋の近くはどうして魚が多いかということです。どうしてそれを調べてみたいかというと、ぼくは黒田橋で魚をとったことはないけれど、とっていた人がたくさんいたからです。
　次に、調べてみたいことは、黒田橋と市之橋ではどちらがたくさん魚がいるかということです。ちがう橋のところも調べてみたいです。

Ｃ児
　今日、総合で夏休みに研究することを話し合いました。魚の種類や特ちょうをグループで話しました。魚の特ちょうは、たとえばヤリタナゴはヒレがオレンジ色というぐあいです。黒いニゴイがあさひ橋にいるらしいです。夏休みやこれからも青田川の魚のことを調べたいです。

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