NO団体名主な企画内容
43 たつの市立新宮小学校6年生(兵庫県) 「わがまち見聞録プロジェクト~身近な国指定遺跡から北前船の昆布ロードを辿る。」
身近な史跡や自然から、市にある日本遺産(北前船の寄港地「室津」)へと関心を広げる。また、昆布を軸に北前船の寄港地もめぐりつつ、歴史、自然、そしてひとの出会いからの学びを見聞録にまとめ、地域へと発信する。

速報レポート1 4~5月の活動

参加人数 32~33人

「学習計画を立てよう (4月14日と21日)」

 6年生最初のみつわタイム(総合的な学習の時間)の計画をたてました。
 まず,5年生で身についたと思う力を出すと「命を大切にすること」でした。その後,もう少しつけたかったと思う力を書き出し,それをもとに,6年生でつけたい力を話し合いました。ホワイトボードで整理してみると,最も身につけたい力に,「考える力」を挙げ,それを支えるものとして,「まとめる力」や「伝える力」といった表現力に関わるものを意識した結果となりました。
 次に,上記に示した身につけさせたい力を達成するための学習活動を決定します。その際,埋蔵文化財センターを訪問しました。本校にとっては,運動場に出るのとほぼ同じ距離にあるので,まさに学校内に市が管理する歴史資料室があるのと同じです。5年生までの学習活動(3年生はカイコ,4年生は赤米,5年生は地場産業)をふり返りつつ,6年生では,新宮の歴史に加えて,広く「たつの の歴史遺産」を調べることになりました。単元名は「わがまち見聞録」です。4年生での海に学ぶ体験で訪れた「室津」についても歴史の視点から深く学習することになります。ちなみに,わがまちの「わ」には,「話(人との対話)」と「和(つながり)」の意味も含まれています。小学校最後の総合的な学習の時間です。みんながどこに注目し,どのように探究するのか楽しみです。







「朝日新聞社の記者さんから学ぼう (5月14日)」

 見聞録は,取材したものを記録し,それを地域に紹介する活動です。そこで,朝日新聞社の記者さんと遠隔授業をしました。この授業の目的は,取材と記事の書き方についての心得を学ぶことです。
 全体で意見を整理した結果は,板書のとおりです。ここには,正しい情報を具体的に伝えるためには,ゆっくりと丁寧な取材が必要だったり,写真についても目的に合った写真を選択したりすることが大切であることが書き記されています。ひとりひとりの気付きや分かったことは,クラウド上の協働学習ツール(コラボノート)に記入しました。取材及び記述のプロから直接学んだ時間は,とても貴重でした。
 次回からは,いよいよ見聞録に載せたい記事についての取材が始まります。







速報レポート1 4~5月の活動
速報レポート2 6月の活動
速報レポート3 7月前半の活動
速報レポート4
速報レポート5
速報レポート6

■別年度のレポート
2017年度 キラ☆まち日記~メイ・ジンからのおくりもの~ 実施レポート
2015年度 人も自然も笑顔の楽園プロジェクト 実施レポート

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