NO団体名主な企画内容
2 札幌市立澄川南小学校(協働:NPO法人 北海道森林ボランティア協会)(北海道) 「すみなみSDGsⅢ ~澄川の森でSDGsを体感!実践!~」
学校に隣接する都市環境林で、小学3~6年生が学年ごとにステップを踏みながら活動する。自分で選定した「マイツリー」の生長観察を軸に、季節ごとの森の観察、調査活動などを実施。森を観察し、森を育てる活動を通して、SDGsを体感する。

速報レポート4 5年生が1回目の森の活動

活動日:2024年9月6日(金)
活動場所:札幌市澄川都市環境林
参加人数:澄川南小学校~5年生65名と教員3名、教育実習生1名
北海道森林ボランティア協会(森ボラ)~協会員5名

<活動内容>
 5年生は今年度初めての森の活動です。昨年10月以来の森です。今回も先ずマイツリーを観察し、次に5年生の今年度の活動テーマである「SDGsと森のつながり」に沿って、夏の森の観察と生きもの探しを行いました。
 活動を始める前に、森ボラから“森での注意事項について、下ばかりではなく上層で枝が折れて掛かり木がないかとか、昨年巣を作っていた土バチはいなくなっているが別のハチがいるかもしれないので注意をして活動をする様に説明を行いました。


森ボラから森での注意事項

 その後、各グループ分かれて活動を開始すると早速、“タヌキのため糞が大きくなっている”の声がして確認に行くと新しい糞がありタヌキは同じ場所に糞をして情報交換の場としても利用している話を森ボラから説明を行いました。


タヌキのため糞

 各グループともマイツリーの周長の測定や森の生き物の観察を行いエゾアカガエル、セミの抜け殻、カタツムリなどを見つけ、カタツムリはコケを餌にしている話を生徒から教えてもらいました。


各グループごとの観察

何か見つけた

 観察が終わり質問タイムでまず先生から昨年との違いについて生徒に質問“昨年より周長が小さくなっていた”…それは測定場所が違ったのではの回答又、“枝が大きくなり葉っぱが増えた気がする”などの意見が出ました。
 そのあと森ボラはどのような活動をしているのか、活動で悩むことは何ですかの質問があり、倒木、枯損木、株立ち木、密の場所は間引きをして林床に光が差し込んで下層の植物が育つ活動をしています。悩みは伐る木を選ぶ時です。又キノコの話で北海道は500種、食べられるのは100種、毒キノコは200種、残りはわからないと回答。
 最後にSDGsの15番「陸の豊かさも守ろう」と今回の観察会でどの様に感じたのか又、次回10月のゴミ拾い活動で15番との関連がどの様に感じられるのか楽しみです。



速報レポート1 3年生が初めての澄川の森でマイツリーを設定・観察
速報レポート2 6年生が4年目のマイツリー観察と生きもの探し
速報レポート3 4年生が2回目の森の活動
速報レポート4 5年生が1回目の森の活動
速報レポート5 3年生が2回目の森の活動
速報レポート6 6年生が2回目の森の活動

■別年度のレポート
2022年度 すみなみSDGs~澄川の森でSDGsを体感!実践! 実施レポート

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