NO団体名主な企画内容
16 町田市立つくし野小学校 ビオトーププロジェクト(東京都) 「「2013 町田市立つくし野小学校ビオトーププロジェクト シーズンⅧ」」
大都市近郊住宅地に居住する児童へ対する『体験的環境学習活動』の提供「いのちと環境を、親子で地域に学ぶ」をキャッチフレーズに、1年間で基本的な自然体験を一通り経験できるよう、作物の栽培・川遊びや森遊び・たき火・ヤゴの救出・カブトムシ相撲大会など、「土・水・空気・火・生命」の各分野をイメージした活動を展開する。

速報レポート4 「さあ、今年は何をしよう?」

実施日:2013年4月20日土曜日
参加者:児童27名、未就学児5名、保護者27名、つくし野小学校校長先生・副校長先生・教員3名、講師、顧問他4名

4月20日(土)、本年度の初めての活動を実施しましたので活動報告をします。

例年通り、私の自己紹介の後、この活動を支えてくださる皆さんの紹介からはじめました。

この活動の創設者、田村健治元つくし野小学校校長(現町田市教育委員会)、顧問の中村一幸さん、高見元久さんです。



加えて、保護者で支援して下さっている、井上さん、桑木さん、会計の河田さん、船崎さん、監査の峯さんなどの皆さんを紹介しました。

昨年度1年間の主な活動の成果を説明しました。
総数で800名ほどの皆さんに参加して頂きました。
最大の参加者は12月活動時の約120名でした。



民放テレビ「おはスタ」の取材を受けカブトムシ相撲が放送されたこと、(財)日本環境協会藤本倫子環境保全活動助成基金と町田市児童青少年課の地域こども教室の助成を頂いたことをお話ししました。



9月の活動は、助成が得られたので、「再生可能エネルギー学習とソーラーカー作り」に変更しました。
6月の活動は、プール掃除の日程との調整で予定より1週間早めました。
これ以外は、全て、予定通りに実施することが出来ました。
公表していた予定以外に3月16日(土)に、町田市立小山中央小学校特別支援学級あおばで環境学習の特別授業、3月19日(火)には、つくし野小学校5年生全員を対象にキャリア教育(いきかた教育)で「建築設計という職業と環境学習・再生可能エネルギー学習」の特別授業を実施できたことをお話ししました。

井上さんが作ってくださった昨年度の活動の様子をまとめたビデオをみんなで観ました。

昨年に増して、レベルアップしていました。たのしい音楽、効果つきの映像で、とても楽しかったです。映像に合わせて、活動の内容の紹介をしました。
昨年参加された方にとっては懐かしく感じられ、ご自身も登場したのではないですか?
昨年の活動を知らない参加者や新1年生は、活動の充実ぶりに驚いたかもしれません。



ビデオの途中で、この活動にいつも参加してくれるHKさん(5年女子)が、朝日新聞主催、東京海上日動共催の「こども環境大賞」(朝日小学生新聞)の優秀賞を受賞したことを紹介しました。タイトルは「四十雀(シジュウカラ)の住む町」。
3900名ほどの総応募者の中で、8名の入賞者に入ったのです。東京都からはただ一人の受賞者でした。
副賞は「西表島エコ探検ツアー」!すでに春休みに石垣島や西表島に行き、貴重な体験をしてきたようです。

金子校長先生に、改めて表彰状を読んで渡していただき、ガラス製の盾も手渡していただきました。
賞をいただいた彼女の文章は、この活動で毎年巣箱を作ったけれど、なかなか営巣してくれず、悲しい思いをしていたこと。けれど、ある日営巣してくれていたことを知り、とてもうれしく思ったことなどが、1200字の制限の中でとてもうまくまとめてありました。
この活動を始めた田村先生、中村さん、高見さんそして私にとって、この活動でやってきたこと全体が、褒められたようにも思え、とてもとてもうれしく思いました。



こどもが応募できる似たような環境関連の絵や作文のコンテスト・募集はたくさんあります。
これからもこの活動の内容をヒントとして、彼女に続く子供たちが出てくれることを期待しています。

そして本年度の活動計画の説明を行いました。
この活動丸7年間で培ってきた基本的な活動は変えない事、人気のある畑での作物づくりは、これまでお借りしてきたお寺の事情で場所は変わるけれど、中村さんのご尽力で別の畑をお借りするめどがつき、すでに地主のENさんや、畑の両隣のお宅にはご挨拶に伺ってご挨拶を済ませていることなどをお話ししました。

今年度は、町田市児童青少年課の町田地域子ども教室助成の申請予定であること、独立行政法人国立青少年教育振興機構の「こども夢基金」の助成の内定を頂いていることをお話ししました。

年間のいくつかの活動プログラムは、まだ確定していません。いくつかやってみたい新しいプログラムの構想があるのですが、もう少し調整が必要です。しかし、つくし野に育つ子どもたちが、子供たちの時間にこそ経験すべき色々な体験活動を、特に小学校の公式の活動では実施しにくい内容を重視して、企画していきたいと考えていることをお話ししました。

調整して内容が固まったら、お知らせすることにします。お楽しみに・・・。

集合写真撮影を終え、校舎の周りを歩きました。トンボ池、メダカ池・カブトムシ御殿(第一・第二)、あちこちに設置された色々な形の巣箱など、1年生で初めて見た子供たちもいたのではないでしょうか。



校門横に、オブジェとして付けたひし形巣箱にはことしもすでにシジュウカラが営巣しています。つがいがもうせっせとエサをヒナに運んでいる様が、良く観察できます。
朝、学校に通学するときに見てください。また、やさしい気持ちで見守ってやってくれたらうれしいです。



小学校から、金子校長先生をはじめ、新任の中村副校長先生にご支援を頂き、算数少人数の日沖先生、1年担任浅井先生、3年担任矢野先生に活動に参加いただきました。



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