速報レポート4 「学校PTA林の間伐材でペン立てを作ろう」実施日時 平成25年 7月13日(土) 午前9時〜午前11時30分
活動目的
実施場所 長野県伊那市富県東春近小学校 参加人数 6学年児童57名 保護者55名 学校職員2名 学校PTA林で間伐された木材を使って自分や保護者が気に入ったペン立てを作ろう 4月にPTA林から運び出したヒノキ間伐材を約30センチで切り、それに地元の家具製作所からいただいた広葉樹の端材を組み合わせて接着し、伊那谷の地形をイメージして木材をディスクグラインダー等で削り、ペン立てを製作する。今回は、図工の時間を使って製作してきたものを保護者と一緒に製作をする。 図工の時間を使って製作してきたペン立ては、子ども個々に進み具合が違っている。早い子どもは紙やすりを使って表面を磨き、ラッカーを書けては乾燥させてヤスリで磨くことを繰り返す作業だ。遅い子どもはグラインダーで削る作業をした。 子どもたちにとっては慣れている工具も、保護者にとっては初めてのことも多く、保護者の皆さんは子どもたちにやり方を教えてもらったり、作業そのものをやってもらったりと、日頃の姿と逆転する場面も多く、子どもたちも張り切っていた。 最後の工程として、約30センチあるペン立てを、スライドノコギリで2つに切り離す場面があった。これは「親離れ、子離れの象徴です。」と強化が説明すると、保護者からは「なるほど。」とうなずく反応があった。 デザインについては、子どもたちの願いと保護者の願いがぶつかり合う場面もあり、親子で一緒に考えながら製作する子どもが多かった。保護者はさすがに工具の使い方に慣れると、自分が願う形にどんどん加工していった。約2時間の作業で作業が遅かった子どもたちもほぼ全員がグラインダーを使っての加工成形を終えることができた。 (1)学習で子どもたちがこつこつ製作してきたペン立てを、保護者と一緒にある工程を共有できたことは、学校創立140周年の記念品にふさわしい記念品になると感じた。 (2)親子で物を作る作業を通して、親子の絆を深め、子どもは親のすごさを感じたり、親は子の感性の豊かさを感じたり、それぞれの良さを認める場となった。 速報レポート1 「学校PTA林で間伐材を集めよう」 速報レポート2 「伊那市の歴史を探検しよう」 速報レポート3 「第1回宿泊活動(初めての宿泊体験)」 速報レポート4 「学校PTA林の間伐材でペン立てを作ろう」 速報レポート5 「5年生と一緒にカヌー遊びを楽しもう」 速報レポート6 「自分たちで火をおこして狼煙リレーに参加しよう」 速報レポート7 「テントを作ろう」 速報レポ−ト8 「南アルプスジオパ−クを探検しよう」 プログラム検索に戻る |