NO団体名主な企画内容
21 福井県山岳連盟(福井県) 「「福井元気国体をめざして!レッツ!チャレンジ・クライミング」」
平成30年に開催される福井国体の開催地である池田町で、山岳競技のスポーツクライミングを、子どもたちに体験してもらう。沢登りやツリークライミングなどを体験し、困難な局面に立ち向かう姿勢を身につけてもらうキャンプ。

速報レポート1 「福井元気国体をめざして!レッツ!チャレンジ・クライミング」

日時:平成28年7月30日(土)~31日(日) 1泊2日
場所:部子川、池田中学校体育館、ツリーピクニックアドベンチャー池田(福井県池田町)
参加者:小学2年生から中学2年生 17名(男9名、女8名) 大人(保護者) 5名 計 22名
     (池田町内からの参加者:6名)
指導者:福井県山岳連盟会員 5名(うち日本体育協会公認山岳スポーツ指導員コーチ資格者1名)
活動内容

7月30日(土)
〇開校式(8:15~8:25)
 池田中学校体育館で、参加した子供たちと引率者らの自己紹介と、2日間の大まかな日程を説明し、簡単な開校式を行い、暑い日なので水分補給をこまめに行い、熱中症にならないよう注意しました。
(※熱中症対策として、スタッフがお茶、スポーツドリンクを2㍑/名準備しました。)

〇クライミング・コンペ(8:30~8:25)
 池田中学校体育館に設置されているクライミング・ボードを使って、コンペ(タイムレース)を行いました。はじめは自由に登ってもらい、クライミング・ボードにコンペ用のルートを設置し、だれが一番早く、クリアーできるかを競いました。最も早い子で1分を切る子もいれば、4分かかってやっとゴールできる子もいました。クライミング・ボードに慣れているせいか、1番と2番の子は、どちらも池田町内の子供たちでした。





〇沢登りクライミングチャレンジ(12:00~15:30)
 昼食の後、沢登りクライミングのために、部子川に移動しました。駐車場でヘルメットとライフジャケットをつけて、まずは全員での記念撮影をしました。その後、入渓地点まで林道を3分ほど歩いて沢に入ります。この日は朝から暑い日だったので、沢に入ったところの淵にみんなが飛び込んでいきます。小滝を越えて、そのあとの滑滝のところでは、天然のウォータースライダーで何度も滑り台で遊んんだりして、距離で約1㎞、3時間半ほどの沢登りクライミングチャレンジはあっという間に終了しました。ゴールの龍双ケ滝は、日本の滝100選になっている県内でも有名な滝のため、一般の観光客の方が滝を鑑賞している中、みんなは滝の水に打たれながら記念撮影です。








〇宿泊所にて(16:00~19::00)
 本日の宿泊所である「ツリーピクニックアドベンチャー池田」(旧志津原キャンプ場)に移動して、今晩とまるそれぞれのコテージに自分たちの荷物を運びこみます。ロフト付きのコテージで、だれが上で寝るかのジャンケン大会が始まりました。その後、子供たちで夕食の準備です。夕食は定番のカレーです。なれない包丁を使いながら、みんなで作っていきます。食べるのはコテージの中ではなく、みんな、外で食べました。沢登りクライミングで体力を使ってしまい、3杯もおかわりする子もいました。




〇トレジャーハンティングゲーム(19:30~20:30)
 夕食の後、ビーコン(雪崩に埋没した人を捜索するための発振器)を使ったトレジャーハンティングゲームを5チームに分かれて行いました。広いキャンプ場内に隠した2個の発信ビーコンを見つけ、そこに書かれている問題を解いて、早くゴールするゲームです。みんなで暗いキャンプ場内を懐中電灯を片手に発信用ビーコンを探し回っていました。早いチームは、30分程でゴールしました。

7月31日(日)
〇朝の自然観察会(8:30~9:30)
 朝食を終え、朝の自然観察会をしました。キャンプ場内の雑木林を散策しながら、植物や昆虫などを探していきます。ちょうどセミが抜け殻からでてくる状態のセミを見つけることができ、みんな、静かに見守っていました。また、カナヘビ(トカゲ)のしっぽだけがまだ動いている状態でみつかり、小さい子からはなぜ?の質問があり、「トカゲのしっぽ」という言葉と一緒に、外敵から身を守るための自然界の不思議な現象を説明してあげました。




〇ジップ・ライン&ツリー・アスレチック チャレンジ(10:00~12:00)
 当初計画では、川をゴムボートで下るラフティングチャレンジを予定していましたが、ツリーピクニックアドベンチャー池田の手違いでラフティングチャレンジができなくなり、代わりに、日本一の長さのジップ・ラインチャレンジをすることになりましたが、このチャレンジには身長制限があるため、小さい子は、ツリー・アスレチックチャレンジをしました。







〇ツリー・クライミング チャレンジ(12:45~14:30)
 昼食を食べてから、今度はみんなでツリー・クライミング チャレンジです。キャンプ場内の木にロープをセットし、アッセンダーというクライミング用具を使用して、ロープを登っていきます。その後、チロリアンブリッジという木と木の間に張ったロープに金具をかけかえて、ミニ版のジップ・ラインで滑っていきます。身長が足りなくて、さきほどのジップ・ラインができなかった子供たちは大喜びでした。





〇閉校式(13:00~13:15)
 すべてのクライミングチャレンジを終了して、閉校式です。修了証、参加賞、記念品などを全員に渡したあと、昨日のクライミング・コンペとトレジャーハンティングゲームの表彰式です。まずクライミング・コンペの1位から順番に成績を発表し、シュラフなどの登山用具を賞品として渡していきます。次にトレジャーハンティングゲームの1位と2位のチームに賞品を渡しました。
今回は、2年後の福井元気国体がこの池田町で開催されることで、池田町民以外の福井県の子供たちにもそのことを知ってもらい、クライミングを通して、山間部の子供たちと都市部の子供たちが交流を深めてもらうことを目的としました。残念なことに池田町から参加した子供は4名だけでしたが、みんな仲良く、いろいろなクライミングを安全に楽しめたことが良かったと思います。





■別年度のレポート
2022年度 「失われた登山道をさがそう!探検チャレンジ・キャンプ」 実施レポート
2021年度 「地図にない道を歩いて自分だけの地図を作ろう!冒険チャレンジ・キャンプ」 実施レポート
2020年度 登山技術で災害をのりこえよう!~防災チャレンジ・キャンプ~ 実施レポート
2019年度 「ふくい冒険満喫!レッツ!チャレンジ・クライミング」 実施レポート
2014年度 「わくわく!ふくいの山探検隊」~県外の山で遠征探検をしよう in 鈴鹿石水渓谷!~ 実施レポート
2012年度 「わくわく!ふくいの山探検隊」~県外の山で遠征探検をしよう!~ 実施レポート
2011年度 『2011わくわく!ふくいの山探検隊』〜ふくいの山を親子で探検しませんか?〜 実施レポート
2010年度 わくわく!ふくいの山探検隊 〜ふくいの山を親子で探検しませんか?〜 実施レポート

プログラム検索に戻る