NO団体名主な企画内容
14 福井県山岳連盟(福井県) 「登山技術で災害をのりこえよう!~防災チャレンジ・キャンプ~」
災害の多い昨今、被災を経験する人も増えている。登山をする上で必要な技術は、災害時の避難や、被災後の生活をするための衣食住に役立つ。これらの技術を使って、災害をのりきるための1泊2日のキャンプにチャレンジ。

速報レポート1

日時:令和2年8月22日(土)~23(日) 1泊2日
場所:日野川流域田倉川、リトリートたくらキャンプ場周辺(福井県南条郡南越前町)
参加者:小学2年生から中学1年生 12名(男7名、女5名) 大人(保護者) 2名 計 14名
指導者:福井県山岳連盟会員 7名(うち日本スポーツ協会公認山岳コーチ3資格者1名)
活動内容

8月22日(土)
〇開校式(11:00~11:15)
 集合場所で参加者の体温測定をし、指導者の車に乗り合わせてリトリートたくらキャンプ場に向かいます。暑いのでリトリートたくらキャンプ場の屋根のある場所に集まってもらい、福井県山岳連盟の山本会長からこのキャンプの趣旨を説明し、次に参加した子供たちと指導者らの自己紹介と、2日間の大まかな日程や、熱中症対策などの注意なども説明し、簡単な開校式を行った。その後、2日間に使用する装備のヘルメット、ハーネス、ライフジャケットのサイズ調整をして装備の配布を行いました。


受付時の体温測定

キャンプ場での開校式

〇川での防災体験(12:00~15:00)
 昼食の後、装備をつけ、まずは沢登り登山体験をするために、田倉川上流の滝のところに移動し、子供たちに安全用ロープを装着して、高さ約7mの滝登りに挑戦してもらいました。水が激しく流れているところを避ける子もいましたが、水が流れているところの方が苔がついていなくて滑りにくいことを説明すると、積極的に水が多く流れている急な斜面を登っていく子供もいました。


沢登り登山の滝登り体験


 次に、川幅の広い所に移動し、川などの流れのある場所での水遊びの時の注意点や、川を歩いて渡る時の方法などを説明し、実際にみんなで体験しました。また、川の流れ方でも危険な流れ方などの説明し、そのような場所には近づかないよう注意しました。今回はライフジャケットを付けて体験していますが、ライフジャケットがない場合、2リットルのペットボトルを使った簡易ライフジャケットの作り方も説明し、実際にそれを試す子供もいました。
 その後、場所を移動し、実際に川で流される体験をします。流された時は上流を見るのではなく、仰向けになり下流の方向を見ながら流れに逆らわず、流されるままにしてどちらかの岸の方にたどりつくよう、デモンストレーションをして説明し、その後、子供たちに実際に流されてもらいました。初めは怖がっていた子供たちや、途中の岩にお尻をぶつける子などもいましたが、ウォータースライダーみたいに流されるのが楽しくなり、結局、10回近くも流される子供もいました。急流流れが終わって川から上がるときに、沢登り登山で実際に滝や岩を乗り越える時に、人の肩に乗って乗り越える技術(ショルダー技術)を使い、川の護岸を乗り越えてもらいました。


河原で水遊びの時の注意

川を歩いて渡る時の注意

危険な流れの説明


ペットボトルの簡易ライフジャケットづくり

急流で流されて対応する。

怖がる子供もいました。


流されて岸にたどり着く。

ショルダー技術で壁の乗り越える



速報レポート1
速報レポート2
速報レポート3

■別年度のレポート
2022年度 「失われた登山道をさがそう!探検チャレンジ・キャンプ」 実施レポート
2021年度 「地図にない道を歩いて自分だけの地図を作ろう!冒険チャレンジ・キャンプ」 実施レポート
2019年度 「ふくい冒険満喫!レッツ!チャレンジ・クライミング」 実施レポート
2016年度 「福井元気国体をめざして!レッツ!チャレンジ・クライミング」 実施レポート
2014年度 「わくわく!ふくいの山探検隊」~県外の山で遠征探検をしよう in 鈴鹿石水渓谷!~ 実施レポート
2012年度 「わくわく!ふくいの山探検隊」~県外の山で遠征探検をしよう!~ 実施レポート
2011年度 『2011わくわく!ふくいの山探検隊』〜ふくいの山を親子で探検しませんか?〜 実施レポート
2010年度 わくわく!ふくいの山探検隊 〜ふくいの山を親子で探検しませんか?〜 実施レポート

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