実施レポート [ 速報レポート１(1) ]

NO	団体名	主な企画内容
20	福井県山岳連盟（福井県）	「「地図にない道を歩いて自分だけの地図を作ろう！冒険チャレンジ・キャンプ」」林業用の作業道や、昔使われていて今は使われない道、岩登りや沢登りなど地図にのっていないところを探検しながら歩き、その歩いた道を地図に書いて自分たちだけの地図を作る。仲間で話し合い、考えながら行動することで連帯感を生み協調性を育む活動。

速報レポート１

日時：令和３年７月２４日（土）～２５（日）　１泊２日
場所：県立奥越高原自然公園、奥越高原青少年自然の家キャンプ場周辺（福井県大野市南六呂師）
参加者：小学２年生から６年生の１８名（男児６名、女児１２名）、大人（保護者）　５名　計　２３名
指導者：福井県山岳連盟会員　１０名（うち日本スポーツ協会公認　山岳コーチⅢ資格１名・山岳コーチⅠ資格２名、看護師１名）

活動内容

７月２４日（土）
〇開校式（9：20～9：50）
　集合場所で参加者の体温測定をし、スタッフの車に乗り合わせて奥越青少年自然の家に向かいます。暑いので奥越青少年自然の家の屋根のある場所に集まってもらい、福井県山岳連盟の山本会長からこのキャンプの趣旨を説明し、２日間の大まかな日程や熱中症対策などの注意なども説明し、簡単な開校式を行いました。その後、５班にグループ分けをして、各班のリーダーを決めてもらい、この後の体験で使用する地図、コンパス、画板、熊よけ鈴を配布しました。

日の当たらない所で受付

各班に分かれて準備

〇地図にない道を歩いて自分だけの地図を作ろう！（10：00～15：00）
　各班ごとに地図を見ながら出発します。各班には２名のスタッフが同行し、分岐点などに来たら子供たちに今どこにいるのかを地形や周辺の人工物をたよりに地図で確認してもらいます。子供たちは地図を広げて、今、歩いてきた道がどのようなところだったかを仲間で話し合いながら地図に書きこんでいきます。スタッフは地図の見方やコンパスの使い方などを教えながらヒントを出します。

班ごとに元気に出発！

分岐で現在地を確認！

大今度は草原の道を下ります。

今度は広場みたいなところに出てきて確認！

　途中、ミズナラの木に樹液を吸っているカブトムシを発見！男の子は持って帰りたがりましたが、カブトムシの食事を邪魔しないため、そのままにしておきます。その他、道端にある植物（主に食べられる植物）を紹介していきます。ミツバ、ミョウガ、サンショウ、クズ、ヤマイモ、ミズブキなど、日ごろ、家で食しているものがこのような近場で自生しているのにびっくりしていました。特に、食べられませんが、マタタビの実には、特に女の子たちが興味を示して、家で猫を飼っている子は少し持って帰ったようです。

ミズナラの木にカブトムシを発見！

この植物な何～んだ？（正解：ミツバ）

　前半は登山道や遊歩道などの整備された道を歩きましたが、昼食をとった後はいよいよ、整備されていない沢筋の今は使われていない道を歩きます。はじめは日陰で涼しくて歩きやすいので楽しそうに歩いていますが、途中から自分の背丈より高い笹やぶをかき分けて進んでいくと、「本当にこれが道なの？」とぶつぶつ言ったりする子供も出てきました。さらに進んでいくと、道が水流で浸食されて、