NO団体名主な企画内容
14 NPO法人 暮らし・つながる森里川海(神奈川県) 「"川あそび、海あそび、湘南いきもの楽校水ガキ養成講座"」
"川遊び、海遊びを通じて、子どもたちの自然体験を深める。ヤギ島探検ツアー、アオバト観察会、ウナギの棲む川づくり、カヌー体験、ナイトハイク、川下り、海辺のキャンプなどを企画する。"

速報レポート9 大バッタ飛ばし大会

期日:2018 年10月7日(日)晴れ
所:馬入水辺の楽校
参加者:33人(子供15・大人11、講師1、スタッフ6)

 バッタ飛ばしは、いろいろな要素が詰まった優れた環境学習活動です。
 必要なものは捕虫網と虫かごだけ。大人も、子どもも熱中する野遊びです。

【楽しさの秘密】

●広い原っぱを駆けづり回り、バッタを捕まえます(体力づくり)
 これが現代っ子にはなかなかに大変です。バッタを捕まえた経験のない子が多く、
 なかなか網に入りません。でも捕まえた時は嬉しさが身体中からあふれます。

●図鑑を使って種類を調べます。
 すぐに何々と教えるのはご法度。自分で調べて初めてバッタのことがわかるのであります。

●特徴を知るため、スケッチします。
 みんな熱心に描きます。足の形の面白さが初めてわかります。

●飛ばして飛距離を競います。
 選手と自分の名前を宣誓し、青空にフライトさせます。
 さて、このバッタ君、100メートル以上も飛ぶものがいて、みんなをびっくりさせます。
 ちなみに、この日の最長不倒距離はトノサマバッタ君、飛距離50メートルでありました。

 ところで、自然環境の保全と言いますと、森林保護などが頭に浮かびますが、原っぱの保全についてはあまり取り組まれていません。バッタ類やカヤネズミ、ノウサギなど多様な生き物が棲んでいますが、河川敷の原っぱの多くがスポーツ公園化し、わずかしか残っていません。
 当法人の自慢は、素敵な原っぱを残せたことです。草刈りやセイタカアワダチソウ、シナダレスズメガヤなど、外来種の除草作業に取り組むとともに、オギの隠れ家づくりなどの原っぱ遊びに取り組んでいます。


ひろがる原っぱ 遮るものがなく気持ちの良い空間が広がっています。維持する為には草刈りが必要です。

見事にゲット 必死に原っぱを駆けづり回り、やっと1匹捕まえました。

手のひらに乗せバッタを飛ばします 手のひらに乗せ、バッタを空に飛ばします。この日の最長不当距離は50メートルでした。


一番人気のトノサマバッタ こんなのが見つかるともう大変です。捕まえた子どもは鼻高々です。



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