速報レポート１２　里山体験学習（薪・炭・かまどで調理編）

　林間の3日間では、計7回の食事をとります。その中で自分たちで自炊するのは5回。3日間で薪、炭の使い方、火のおこし方、羽釜での調理を習得します。
　普段は「無洗米と水を炊飯器に入れボタンを押せば出来上がり」のような生活をしている子どもたちにとっては驚きの工程です。お米を洗うのも、水加減を見るのもすべて自分の手で行います。もちろん野菜の皮をむくのも、切るのも．．．。皮をむくのが大変なので、皮ごと切って食べるチームもあり、食品ロスをなくしたり、無駄をなくす生活が自然と身につきます。
　やっぱりかまどで炊いた飯は、格別だったようで、おこげもありますが、ぺろりと平らげました。「ごはんってこんなにおいしかったっけ？」などの声も聞かれ、薪や炭で調理すると食材の旨味がより引き出されることを実感できました。
　囲炉裏を囲んでのむかしながらの食事も満喫し、これぞ里山暮らしというような体験を得ることができました。

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