NO団体名主な企画内容
1 札幌市立澄川南小学校(協働:NPO法人 北海道森林ボランティア協会)(北海道) 「すみなみSDGsII ~澄川の森でSDGsを体感!実践!~」
学校に隣接する澄川都市環境林で、子どもたちが学年ごとにステップを踏みながら、木や森の生長観察や森を育てる。その体験を通して、SDGsへの関心を高め、森の役割を知り、森の大切さを理解し、森から生きる力を学ぶ活動。

速報レポート1

活動日:2023年6月16日(金)
活動場所:札幌市澄川都市環境林
参加人数:澄川南小学校~3年生66名と教員3名、
     北海道森林ボランティア協会(森ボラ)~協会員5名
活動内容

 札幌市立澄川南小学校では学校近くの澄川都市環境林で北海道森林ボランティア協会(森ボラ)の指導の下に3年生からマイツリー活動に取り組み、卒業する6年生までマイツリーの生長および周辺の森の観察と森を育てる活動に取り組んでいます。今回の3年生は第1回の活動で、森の木の中から今後4年間にわたって観察を続けるマイツリーを選定しました。
3年生は初めての澄川環境林なので、活動を始める前に森の危険な生きもの(スズメバチ、マダニ、ツタウルシ)や枯れ木に注意するよう森ボラから注意しました(写真2)。
 いよいよ活動開始です。12班に分かれて、班毎にあらかじめ対象木リストから選んでいたマイツリー候補木を森ボラと一緒に探しました。マイツリーを探し当てたら、次はマイツリーの周長を測って(写真3)、木の状態や葉っぱの形などを観察して記録しました。今回、子どもたちが選定した木はミズナラやホオノキなどの広葉樹12種類で、周長の一番細い木はアカイタヤで12.5cm、一番太い木はハリギリの170cmで、平均は64.8cm(胸高直径20.6cm)でした。これからどんなふうに生長していくか楽しみです。
 マイツリーの調査が終わったら、森の観察をしました(写真4)。そこにはセミの抜殻、エゾシカのフン、キツツキの食痕、クモ、カタツムリなど、自然が一杯あることが判りました。
 活動の最後の質問タイムでは、子どもたちからミズナラの寿命は?(→およそ400年)、どれくらい大きくなるか?(→澄川環境林では25mほど)、なぜミズナラの木が多いのか?(→ミズナラはこの森で最も大切な木の1つで森ボラは大切に育てています)などの質問が出ました。また、子どもたちは学校に帰って今日の活動の感想を書いて森ボラに寄せてくれました。それによると、たくさんの木の種類があることや木を殺すツルがあることが分かったとか、なんでいろいろな葉っぱの形があるんだろうと疑問に思ったことが綴られていました。


初めての澄川環境林へ

注意事項を徹底

マイツリーの周長を測り、木の状態を観察


虫みつけた!



速報レポート1
速報レポート2
速報レポート3
速報レポート5 4年生が秋の森を観察
速報レポート6 5年生がマイツリーと森の観察
速報レポート7 3年生が秋の森の観察
速報レポート8 5年生が森の清掃活動
速報レポート9 6年生が森に卒業記念の植樹

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