NO団体名主な企画内容
1 札幌市立澄川南小学校(協働:NPO法人 北海道森林ボランティア協会)(北海道) 「すみなみSDGsII ~澄川の森でSDGsを体感!実践!~」
学校に隣接する澄川都市環境林で、子どもたちが学年ごとにステップを踏みながら、木や森の生長観察や森を育てる。その体験を通して、SDGsへの関心を高め、森の役割を知り、森の大切さを理解し、森から生きる力を学ぶ活動。

速報レポート8 5年生が森の清掃活動

活動日: 2023年 10 月 10 日(火) 10:00~11:00
活動場所: 札幌市澄川都市環境林
参加人数: 澄川南小学校 ~ 5年生 53人 / 教員3人
      北海道森林ボランティア協会(森ボラ) ~ 協会員5名    合計61人
活動内容

 5年生になると森の活動の恒例行事は“秋の森の清掃活動”です。今年も5年生53名他総勢61名が参加して市道に沿った澄川環境林のゴミ拾いを1時間ほど行いました。
 森ボラからゴミ拾いの注意事項(軍手着用、ガラスや不明の液体の入れ物は協会員を呼ぶことなど)を聞いた後、子どもたちはボランティア袋を持って森に入りました。道路脇や森の斜面に捨てられた缶やペットボトル、プラスチック袋などを拾い、袋は瞬く間に一杯になり、あちこちから「袋をください」の声があがりました。テレビやタイヤもありました。異臭もします。1時間程で、みんなで集めたゴミの量は40ℓ袋49個とタイヤ4本、テレビ3台、炊飯器1台などでした。
 子どもたちは学校に帰り、今回の清掃活動の感想を書きました。どんなゴミがあったかでは、とにかくその量の多さにびっくりしたようで、日用品が多く30個以上も書きあげた子もいました。
 森のゴミを無くす工夫もみんなで考えました。無駄なものは買わない、自然への影響を考えてもらう、3Rを守る、エコバックを使う、ポスターで呼び掛ける、ゴミ拾いを続ける、などの意見が出ました。
 森清掃のふりかえりでは、森がきれいになって気持ちが良かった、ゴミ拾いは大変だと実感できた、ゴミ捨ては人間の弱さだと思う、自然破壊につながると思った、自分でも出来る事をしていきたい、お父さんにも捨てないように言おうと思った、などの感想がありました。子どもたちはゴミ拾い体験を通して現状が他人事ではないことに気付き、行動を促された様でした。
 また、子どもたちはゴミを無くす工夫に挙がっていたポスター作りをしようということになり、現在作成中です。ポスターは札幌市が看板にして澄川の森に沿って走る市道に数か所設置する予定です。


森の斜面でゴミを拾う

力を合せてテレビを引っ張り上げる

道路脇に集められたゴミの山


大変なゴミ拾いを終えて

ゴミ捨て防止のポスターを作成中



速報レポート1
速報レポート2
速報レポート3
速報レポート5 4年生が秋の森を観察
速報レポート6 5年生がマイツリーと森の観察
速報レポート7 3年生が秋の森の観察
速報レポート8 5年生が森の清掃活動
速報レポート9 6年生が森に卒業記念の植樹

プログラム検索に戻る