NO団体名主な企画内容
1 札幌市立澄川南小学校(協働:NPO法人 北海道森林ボランティア協会)(北海道) 「すみなみSDGsII ~澄川の森でSDGsを体感!実践!~」
学校に隣接する澄川都市環境林で、子どもたちが学年ごとにステップを踏みながら、木や森の生長観察や森を育てる。その体験を通して、SDGsへの関心を高め、森の役割を知り、森の大切さを理解し、森から生きる力を学ぶ活動。

速報レポート6 5年生がマイツリーと森の観察

活動日: 2023年 9 月 15 日(金)
活動場所: 札幌市澄川都市環境林
参加人数: 澄川南小学校 ~ 5年生 55人 / 教員3人
      北海道森林ボランティア協会(森ボラ) ~ 協会員5名    合計63人
活動内容

 秋晴れの下、5年生は今年度初めての森の活動です。今回は3年生の時に選定したマイツリーがどの位生長しているか観察することと、9月26~27日に宿泊学習を予定している滝野すずらん丘陵公園の森(澄川環境林から約9km南方に位置する)と澄川の森が木の種類やそこに棲む生きものにどんな違いがあるかを比較する材料を探すことです。
 先ず、子どもたちは3年生当時の班毎に分かれて、マイツリーを探し、周長を測ったり、木の状態を観察しました。「5mmほど太ったよ」、「1cmも痩せてしまった、なぜ?」、いろいろな声が聞こえます。昨年の春に異常を発見したキハダは1年経っても葉っぱが出ず、枯れたことが判りました。森の生存競争は厳しい! キハダにはキノコが生え、カタツムリが5匹もくっ付いていました。
 次は、どんな生きものがいて、どんな木が生えているか、澄川の森の特徴を探す大捜索です。たくさんのカタツムリやナメクジ、カナヘビ、エゾアカガエル、いろいろなキノコ、そして冬に葉っぱの落ちる広葉樹の少し暗い森。滝野の森との比較材料が集まりました。
 最後に質問コーナーでは、「シラカンバの木が切られていましたが、なぜ?」との問いに、森ボラからは、幹に腐れが入り枯れかかっていたので、皆さんが安全に活動できるように伐って片付けました。シラカンバの皮は“ガンビ”と言って、燃え易いのを知っていますか、との回答をして活動を終えました。


マイツリーの観察

澄川の森の大捜索

発見したエゾアカガエルに興味津々の人だかり


葉っぱを採取して観察



速報レポート1
速報レポート2
速報レポート3
速報レポート5 4年生が秋の森を観察
速報レポート6 5年生がマイツリーと森の観察
速報レポート7 3年生が秋の森の観察
速報レポート8 5年生が森の清掃活動
速報レポート9 6年生が森に卒業記念の植樹

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