NO団体名主な企画内容
40 山陰海岸国立公園 鳥取砂丘ビジターセンター(鳥取県) 「ちびっ子砂丘探検隊2023」
地域の児童を対象に、砂丘特有の自然を感じる活動やスノーケリング、カヤックなどを実施。活動自体は“楽しむ”ことに重点を置き、子どもたちが「楽しむ→好きになる→自ら学ぶ」ことのきっかけづくりとなることを目指す。

速報レポート3 アイスブレイク・工作体験・砂丘俳句教室・ナイトウォーク・まとめ学習

活動日: 2023年8月6日(日)
活動場所: 鳥取砂丘および鳥取砂丘ビジターセンター
参加人数: 小中学生 22 人 / 大人 11 人 / 指導者 5 人 / 合計 38 人
活動内容

13:00~13:30   受付
13:30~13:35   挨拶
13:35~14:10  アイスブレイク
14:10~14:30  旗づくり
14:30~14:40  トイレ・移動
14:40~16:10  鳥取砂丘こどもの国(工作体験+自由活動)
16:10~16:20  トイレ・移動
16:20~17:10  砂丘俳句教室
17:10~17:40  まとめ学習
17:40~18:10  昼食休憩
18:10~18:35  星空レクチャー
18:40~19:50  ナイトウォーク
19:50~20:25  まとめ学習
20:25~          挨拶・解散

鳥取砂丘フィールドハウス
今回拠点とするのは、鳥取砂丘ビジターセンターの分館施設として今年4月にオープンした「鳥取砂丘フィールドハウス」。観光客でにぎわう東側とは違い、人の出入りが少ない西側は、砂丘そのものの自然を体感できるエリア。この西側エリアの滞在時間の充実を図ることを目的に整備された施設で活動を行った。初めて来た参加者が多く、受付時間は施設内の展示(タブレットやジオラマ)を見学しながら過ごした。

アイスブレイク
初対面で緊張し切っている子どもたちの心を解きほぐすために行うレクリエーション。過去に鳥取砂丘での自然体験活動をサポートした経験を持ち、本イベントでも毎回お世話になっている鳥取市レクリエーション協会コーディネーターの塚田比香里氏へ講師を依頼。“ちびっ子砂丘探検隊の誓い”として活動中の約束も確認。
前回と同様、チームメンバーの名前が覚えられるよう自己紹介を交えたゲームを実施した。

 旗づくり
 チームの結束を深めるために行うチーム旗作り。布にみんなで決めたチーム名や、メンバーの名前を書いたものをリーダー(アルバイトスタッフ)が常に持ち、1日活動を行う。
今年度取り入れたチームマーカーの役割があるリストバンドは、相変わらず『取りたい』と参加者から意見があったものの、今回も一般観光客との区別を図るために着用した。




鳥取砂丘こどもの国(工作体験+自由活動)
 フィールドハウスから徒歩5分程度移動し、鳥取砂丘こどもの国での活動を行った。今年度5月に開園50周年を迎えた鳥取砂丘こどもの国は、必ずと言って良いほど子どもは遊んだ経験があり、鳥取市民に大変親しまれている鳥取砂丘のすぐそばにあるレジャーランドである。まず園内にある『砂の工房』にて工作体験。砂丘の砂を使った砂のプレートとパーツに色付けをし、各自がテーマ性をもった作品をつくりあげた。
散策しながら園内の場所確認を行う予定であったが、参加者がこどもの国は詳しく知っていた様子だったため自由時間とした。木々の中でどんぐりや松ぼっくり拾いをしたり、アスレチック頂上に登って砂丘沖に見えるくじら島や、砂丘内の馬の背を確認したりと楽しく過ごしていた。当日は天候に恵まれ、ひとしきり遊んだ後は「暑い」と汗を流している参加者もあった。




俳句教室
  鳥取で来年度開催される「ねんりんピック」。通常参加資格は60歳以上の大会だが、砂丘を舞台に開催される「俳句部門」は年齢制限なく多くの方が参加可能であるため、子どもたちに俳句に触れてもらう機会とした。また今回拠点としている砂丘西側は、多くの俳人や歌人が訪れた軌跡を残してきている文芸の地でもある。講師は俳句協会鳥取支部事務局長の石山ヨシエ氏をはじめとする俳句協会会員の計5名。中には初めて俳句に触れる参加者もあったが、講師の丁寧な指導と、アルバイトスタッフの補助のおかげでそれぞれ名句が完成した。


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星空レクチャー・ナイトウォーク
 第1回でもお世話になった音田研二郎氏(共催:一般財団法人自然公園財団鳥取支部 前所長)へ講師を依頼。まだ薄明るい時間にレジャーシートと、グループに2~3本の懐中電灯を持って出発した。砂丘内にはシカなどの野生動物の足跡があり、手を横に置いて大きさ比べをしている子もあった。レジャーシートを敷き、寝転がりながら約5分間の静寂を体感し、虫の声、波の音を聞いた。その後は徐徐に星が現れ、講師の説明を聞きながら星空を堪能した。







まとめ学習
フィールドハウスに帰ってまとめ学習。1日を通して暑い日であったため、参加者は疲れを見せていたが、それぞれが写真やイラストも使って活動内容をまとめて仕上げた。





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■別年度のレポート
2020年度 ちびっ子砂丘探検隊2020 実施レポート

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