速報レポート１　砂丘学習とアクティビティ体験

砂丘学習（ビジターセンター館内と砂丘内）、アクティビティ体験（サンドボード）をテーマに以下のとおり隊員活動を行いました。

　９：００～　９：３０　 　受付
　９：３０～　９：３５　 　挨拶
　９：３５～１０：０５　　アイスブレイク
１０：０５～１０：２５　　チーム旗作り
１０：２５～１０：４５　　風紋発生風洞装置実験見学
１０：４５～１２：２５　　砂丘散策学習
１３：０５～１４：４５　　サンドボード＆そり体験
１４：４５～１５：１５　　着替え・休憩
１５：１５～１６：２０　　まとめ学習＆展示見学
１６：２０～１６：３０　　挨拶・解散

アイスブレイク
今回は初回の活動ということもあり、ことさら緊張している参加者の気持ちを解きほぐすため、アイスブレイクと言われるレクリエーションを実施した。鳥取砂丘での自然体験活動をサポートした経験をお持ちで、本イベントでも毎回お世話になっている鳥取市レクリエーション協会コーディネーターの塚田比佳里氏へ講師を依頼。また、“ちびっ子砂丘探検隊の誓い”として活動中にみんなで守るべき約束も確認した。
参加者が互いの名前を覚えるきっかけとなるゲームも交えて実施ができ、緊張をほぐすことに加えて参加者同士の親近感を醸成できたと感じた。

チーム旗作り
今回結成したチームの結束を深めるため、チーム旗作りをした。みんなで決めたチーム名や、メンバーの名前を布に書いて、リーダー（アルバイトスタッフ）が常に持ち、１日活動を行うこととした。
今年度も参加者の人数が多いため、一般観光客との区別を容易に行えるようチームカラーのリストバンドを着用させて活動を行った。実際、当日は観光客が多かったためリストバンド効果的であった。今年は、リストバンドの素材を肌にやさしいものに変更したため、参加者からは「外したい」という声がそれほど多くはなかった。

風紋発生風洞装置実験見学
今年度、最初のプログラムは砂丘学習。まずはビジターセンター館内で風が作り出す砂の波模様『風紋』がどのようにして出来るのかを実験で紹介する観光客にも大人気のメニューを見学した。装置内で風紋を作りながら、風紋ができる条件や見やすい時間帯などをスタッフが解説し、みなが興味深く見入っていた。

鳥取砂丘散策学習
　風紋実験を終え、いよいよ鳥取砂丘へ。鳥取砂丘でのガイド活動の基礎を築き、鳥取砂丘を舞台に自然体験イベントを多数実施した経歴のある音田研二郎氏（共催：一般財団法人自然公園財団鳥取支部 元所長）へ講師を依頼。地形や砂の模様、植物観察のほか、砂の表面温度の計測や砂の斜面角度の計測などさまざまな実験を交えて楽しく散策をした。当日は降雨の予想や落雷注意報もあったため、砂丘内からの退避に要する時間も考慮して散策コースを調整した。

アクティビティ体験（サンドボード＆そり）
海から吹く風により自然が作り上げた砂丘の傾斜を体感できる、砂丘ならではの遊びを実施した。鳥取砂丘サンドボードスクールの前田靖志氏による指導を受けたあと、学生スタッフや参加者同士でソリを楽しみ、中には迫力満点のボードで迫力満点の砂の大斜面を体感した参加者もあった。

まとめ学習
一日の活動や学びを振り返り、まとめ学習を実施。各自が活動の記録や感想を用紙に記入し、スタッフが準備した当日の写真を貼ったり、イラストを描いたりして思い思いに仕上げた。参加者がスムーズに記入できるよう、アルバイトスタッフでヒントを出す等のサポートを行った。

☆今日の体験で、知ったこと、おどろいたこと

• らくだに、ヒトコブラクダとフタコブラクダがあり、違いがあることを知りました
• 風紋ができるのに３つの条件があることを初めて知りました。
• うさぎはキツネにおそわれないために植物がない広い場所でうんちをすることをはじめて知りました。
• 寒いところに住んでるらくだは毛がたくさん生えていて、あついところに住んでいるらくだは毛が短いのを知りました。
• すりばちの砂の角度をはかってみたら32度くらいでした。砂がつもるとこの角度になると聞いて驚きました。
• 砂丘の植物は根が長くなっていてとてもびっくりました。
• 日光が当たっているところの砂はとてもあついけど、すこし掘ったところの砂はあつくなかった。

☆砂丘内で発見したもの

• 動物の足あとを見つけました。シカ、イノシシ、キツネ、ノウサギ。
• オオゴミムシダマシの死がい

☆サンドボード、そり

• ちょっと怖かった。だけどとても楽しかったです。
• スピードが出て、楽しかった。
• 楽しくて、何度もすべりました。

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