速報レポート５　アクティビティ体験（カヤック）と砂の美術館見学（フランス編）

＜活動内容＞
鳥取砂丘の魅力は、雄大な自然の造形美であることのほかに、様々なアクティビティを体験できることと、魅力ある施設があるということが挙げられます。今回は、砂の美術館で砂像作品の鑑賞をして、多鯰ヶ池（たねがいけ）でカヤック体験をしてもらい、砂を使った芸術や砂丘周辺の自然環境をより深く感じてもらおうというもの。９月になり暦の上では秋となっていますが、残暑きびしいなかでの活動となりました。

９：００～　　９：２５　　受付
９：２５～　　９：３０　　挨拶
９：３０～ 　９：５５　　アイスブレイク
９：５５～ １０：１５　　旗づくり
１０：１５～ １０：４５　　スライド学習
１０：４５～ １１：０５　　徒歩にて移動
１１：０５～ １２：００　　砂の美術館見学
１２：００～ １２：４０　　昼食・休憩
１２：４０～ １３：００　　徒歩にて多鯰ヶ池へ移動
１３：００～ １４：３０　　カヤック体験
１４：３０～ １５：００　　徒歩にてビジターセンターへ移動
１５：００～ １５：３０　　着替え・休憩・ビシターセンター館内見学
１５：３０～ １６：２０　　まとめ学習
１６：３０　　解散

【アイスブレイク・チーム旗作り】
鳥取砂丘ビジターセンターに集合した子どもたち。隊長の挨拶から今日の活動が始まりました。“ちびっ子砂丘探検隊の誓い”という活動中の約束も確認しました。
まず、子どもたちの緊張を解きほぐすために行うレクリエーション。過去に鳥取砂丘での自然体験活動をサポートした経験を持ち、本イベントでも毎回お世話になっている鳥取市レクリエーション協会コーディネーターの塚田比香里氏に講師を依頼。 “ジャンボじゃんけん”　などの体を動かす遊びをしたところ、参加者同士が打ち解けてきました。続いて、今回結成したチームの結束を深めるため、チームごとに旗作りをしました。皆でチーム名を考えて、メンバーの名前とともに布に書いて、リーダー（アルバイトスタッフ）が常に持ち、今日の活動を行うことになりました。

【スライド学習】
鳥取砂丘は、小学生のときに遠足などで来ている子どもたちですが、砂丘のことでも知らないことがまだたくさんあるようです。今回、鳥取砂丘の広さや成り立ち、砂がどこから来たのかなど、砂丘についての学びができたようです。

【砂の美術館見学】
砂と水だけを素材につくられる彫刻〈砂像〉を展示する世界初の美術館。「砂で世界旅行」を基本コンセプトに、毎年テーマを変えて展示しています。2024年の開催テーマは「フランス」。パリ2024オリンピック・パラリンピックの開催にちなみ、フランス革命に代表される激動の歴史と、世界に影響を与えてきた芸術文化が砂像で表現されています。会場には、世界12ヶ国20名の彫刻家によって制作されたノートルダム大聖堂やナポレオンなど、フランスを象徴する18作品が並んでいました。この砂像を子どもたち２名と大人（アルバイト）１名がチームとなってクイズを解きながら見学するというもの。思わぬ難問に苦しみながらも、どのチームもなんとかクリアできました。

【カヤック体験】
鳥取砂丘のすぐそばにある多鯰ヶ池（たねがいけ）。ここは吹き寄せられた砂丘の砂によってせき止められてできたせき止め湖です。鳥取砂丘は砂だけではなく池もあるのです。昼食を食べてから、この多鯰ヶ池へ歩いて移動し、みんなでカヤック体験をしました。インストラクターからパドルの使い方を教えてもらい、念入りに準備体操を済ませてから、カヤックに乗って池の中へ。学年別にインストラクターに引率してもらっていましたが、池の奥のほうまで行っているグループもありました。終わるころには、みんなパドルの使い方がすっかりうまくなっていました。

【まとめ学習】
多鯰ヶ池から徒歩で鳥取砂丘ビジターセンターへ移動し、カヤック体験で濡れた服を着替えてから、２階を見学したりしてからレクチャールームに集合。一日の活動や学びを振り返り、まとめ学習を実施。こどもたち自身が、見たり体験したことや感想を用紙に記入しました。スタッフが準備した当日の写真を貼ったり、イラストも記入したりしました。今回も参加者が記入できるよう、アルバイトスタッフがサポートを行いました。

＜子どもたちの感想＞
☆砂の美術館をみて、どうでしたか？
・世界１２ヶ国の彫刻家の人たちが作っていることがわかりました。
・フランスで有名なキャラクターがバーバパパということがわかった。
・ヴェルサイユ宮殿、ジャンヌダルクの砂像が良かった。
・歴史の流れがちょっとわかった。

☆カヌー体験はどうでしたか？
・ハスの葉っぱがあるところはむずかしかった
・池のきれいな景色が見れた。
・思ったよりも速くこぐことができた。
・ずっとこいでいたので、うでがつかれた。
・だれかとぶつかりそうになったり、逃げたりするのが楽しかった。

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