NO団体名主な企画内容
40 山陰海岸国立公園 鳥取砂丘ビジターセンター(鳥取県) 「ちびっ子砂丘探検隊2023」
地域の児童を対象に、砂丘特有の自然を感じる活動やスノーケリング、カヤックなどを実施。活動自体は“楽しむ”ことに重点を置き、子どもたちが「楽しむ→好きになる→自ら学ぶ」ことのきっかけづくりとなることを目指す。

速報レポート6 アイスブレイク・ビジターセンター展示見学・遊覧船・砂丘ミッションゲーム・まとめ発表

活動日: 2023年10月1日(日)
活動場所: 鳥取砂丘ビジターセンター・多鯰ヶ池・鳥取砂丘・砂の美術館
参加人数: 小中学生 25 人 / 大人 10 人 / 指導者 6 人 / 合計 41 人
活動内容

 9:10~ 9:30  受付
 9:30~ 9:35  講師挨拶
 9:35~10:00  アイスブレイク
10:00~10:20  チーム旗づくり
10:20~10:35  ビジターセンター展示見学
10:35~11:05  活動のまとめ冊子(個人ページ)の作成
11:05~11:25  トイレ・徒歩移動
11:34~12:10  バス移動
12:20~13:00  浦富海岸クルージング
13:00~13:40  昼食・トイレ
13:42~13:50  バス・徒歩移動
13:50~15:25  砂丘ミッションゲーム
15:25~15:35  移動・トイレ
15:35~16:15  活動のまとめ冊子のページ作成・発表練習
16:15~16:30  まとめ発表・挨拶
16:30~       解散

アイスブレイク
初対面の子どもたちの緊張を解きほぐすために行うレクリエーション。過去に鳥取砂丘での自然体験活動をサポートした経験を持ち、本イベントでも毎回お世話になっている鳥取市レクリエーション協会コーディネーターの塚田比香里氏へ講師を依頼。今回は後半を大学生スタッフが担当し、彼らが独自に考えた遊びを子ども達に説明してもらい、実施した。主となって担当したスタッフは少し緊張した様子であったが、子ども達はしっかり新しい遊びのルールを理解し、楽しそうに活動していた。



チーム旗づくり
 チームの結束を深めるために行うチーム旗作り。布にみんなで決めたチーム名や、メンバーの名前を書いたものをリーダー(アルバイトスタッフ)が常に持ち、1日活動を行う。
 その日最初のチーム活動なので、アルバイトスタッフは作業を進める中で肩を並べながら子ども達にたくさん話しかけ、彼らの体調や機嫌を探る。チーム旗づくりはそういった意味でも欠かせないプログラムだと再認識した。

ビジターセンター展示見学
 活動拠点の鳥取砂丘ビジターセンターの展示コーナーを見学した。今年で3回目となる砂と岩石にまつわる体験型の企画展は一般の観光客からも好評を博しており、普段の展示よりさらにたくさんの種類の砂や岩石に触れたり、観察できる。好奇心溢れる子ども達の表情が印象的であった。





活動のまとめ冊子(個人ページ)作成作業
 全6回の活動をまとめた記念冊子に盛り込むための、参加者個人のページ作成に取り組んだ。A4用紙1枚に、運営とアルバイトスタッフがこれまで撮影してきた活動中の写真を切り貼りしたり、絵や文字を書いたりしてそれぞれの特別な1ページを作成した。作業時間は30分と十分にはとれなかったので、完成に間に合わなかったページ、当日欠席者のページは後日アルバイトスタッフが作成することとした。

浦富海岸クルージング
 山陰海岸ジオパークの透明度の高い海と美しいリアス式海岸を船長の解説付きで巡る約40分のクルーズである。今年は参加人数が多いためチャーター便を手配していた。当日は朝から風が強く出航が難しい状況であったが、予定を繰り上げ昼食前に安全面を考慮したルートでどうにか出航してもらった。急遽予定を変更したため酔い止め薬の服用が乗船直前となったこと、混雑した路線バスでの移動で体力を消耗していたこともあり、乗船後に体調不良を訴える参加者とアルバイトスタッフがいたが、少し休んで回復したのでその後も他の参加者達と一緒に活動を続けることができた。波が高く、大きく揺れる船を子ども達はアトラクションのように全力で満喫し、大興奮の様子であった。




鳥取砂丘ミッションゲーム
 路線バスで再び鳥取砂丘に移動し、鳥取砂丘ミッションゲームに取り組んだ。制限時間内に砂丘内のチェックポイントに行き、全員共通ミッションと、各チームでスタート前に選択したミッションをクリアするというもの。出発地で砂丘の地図を囲みながら、選択ミッションは何にするか、どういうルートでいくのが効率的かを相談し、元気よく砂丘内へ駆け出して行った。
 ミッションには砂丘内で観光客の安心・安全を守るために巡視活動をしている砂丘レンジャーとの記念撮影、生き物の痕跡を見つける、特定の砂丘植物を探す、貴重な昆虫・エリザハンミョウの保護エリア看板を見つけるなどがあり、子ども達はこれまでの活動で学んできたこと発揮させて、積極的にミッションゲームに取り組んでいた。ある時間になると解放される最終ミッションをクリアすると、ビジターセンター向かいの老舗ドライブイン「砂丘会館」の名物梨ソフトクリーム引換券が入手できる。汗をかきながら砂丘を歩き回った後のソフトクリームは格別だったようで、写真を撮る間もないほどに皆あっという間に間食していた。




活動のまとめ冊子(プログラムごとのまとめページ)作成作業
 これまで体験・学習してきたプログラムを各チームごとにA3用紙1枚にまとめる作業を行った。楽しかったり、大変だったことを思い出しながら各々割り当てられた担当ページを作成した。これも完成させるには時間が足りないので、後にスタッフで手を加えることとなる。

活動のまとめ発表
 前項の時間でまとめたページをプロジェクターで投影しながら、5・6年生を中心に発表した。各チーム2プログラムずつ、チームリーダー(アルバイトスタッフ)がインタビューする形式で子ども達に思い出に残ったことを語ってもらい、保護者もそれをあたたかく見守っていた。






速報レポート1 アイスブレイク・砂丘学習・サンドボード&そり体験・まとめ学習
速報レポート2 アイスブレイク・山陰海岸ジオパーク学習・いきもの観察会・スノーケル体験
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速報レポート4 ジオパーク学習・和紙漉き体験・企画展示見学
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速報レポート6 アイスブレイク・ビジターセンター展示見学・遊覧船・砂丘ミッションゲーム・まとめ発表

■別年度のレポート
2020年度 ちびっ子砂丘探検隊2020 実施レポート

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