NO団体名主な企画内容
40 山陰海岸国立公園 鳥取砂丘ビジターセンター(鳥取県) 「ちびっ子砂丘探検隊2023」
地域の児童を対象に、砂丘特有の自然を感じる活動やスノーケリング、カヤックなどを実施。活動自体は“楽しむ”ことに重点を置き、子どもたちが「楽しむ→好きになる→自ら学ぶ」ことのきっかけづくりとなることを目指す。

速報レポート5 アイスブレイク・カヤック体験・除草体験・砂丘散策学習・砂の美術館見学

活動日: 2023年9月10日(日)
活動場所: 鳥取砂丘ビジターセンター・多鯰ヶ池・鳥取砂丘・砂の美術館
参加人数: 小中学生 21 人 / 大人 10 人 / 指導者 6 人 / 合計 37 人
活動内容

9:00 ~ 9:30  受付
9:30 ~ 9:35  講師挨拶
9:35~10:05  アイスブレイク
10:05~10:25  チーム旗づくり
10:25~11:00  トイレ休憩・移動
11:00~12:30  多鯰ヶ池カヤック体験
12:30~12:40  移動
12:40~13:30  昼食休憩
13:30~14:45  鳥取砂丘除草体験・散策学習
14:45~14:50  移動
14:50~15:30  砂の美術館見学
15:30~15:45  移動・トイレ休憩
15:45~16:25  まとめ学習
16:25~16:30  挨拶
16:30~         解散

アイスブレイク
初対面の子どもたちの緊張を解きほぐすために行うレクリエーション。過去に鳥取砂丘での自然体験活動をサポートした経験を持ち、本イベントでも毎回お世話になっている鳥取市レクリエーション協会コーディネーターの塚田比香里氏へ講師を依頼。今回は諸事情により急遽運営側での対応が必要となった。想定外の事態ではあったが子どもたちは楽しそうに活動し、“ちびっ子砂丘探検隊の誓い”として活動中の約束も確認。

チーム旗づくり
チームの結束を深めるために行うチーム旗作り。布にみんなで決めたチーム名や、メンバーの名前を書いたものをリーダー(アルバイトスタッフ)が常に持ち、1日活動を行う。
学年や男女比等を考慮して事前にチーム分けをしているが、当日欠席者が出るとメンバーの入れ替えが必要になる。極端に偏りが出て、チームに女の子ひとりだけとなった場合は複数チームの旗づくりに参加してもらっい、チーム分けにこだわらず参加者が楽しく過ごせるよう配慮した。



 カヤック体験
鳥取砂丘から徒歩10分の場所にある『多鯰ヶ池』でのアクティビティ体験。実施は浦富海岸を中心にマリンアクティビティを行う鳥取県自然体験塾の長谷川浩司氏。みんなカヤックに乗るは初めてで、非常に楽しみにしている様子だった。インストラクターによる準備体操とパドル操作のレクチャーのあと、2年生はスタッフと2人乗り、3年生以上は1人で乗って多鯰ヶ池を半周した。途中で疲れてインストラクターにけん引されていた子も、水しぶきと汗とでずぶ濡れになっている子も、「楽しかった!またやりたい!」と笑顔を見せていた。







鳥取砂丘の除草体験・散策学習
鳥取砂丘にフィールドを移し、自然公園財団保全推進員の指導のもと、除草体験を行った。チームごとに割り当てられたエリアの草を抜き取り、あっという間に山盛りになった雑草を見て「たくさん取れた!」と達成感に満ちた表情を見せてくれた。
その後は第1回、第3回でもお世話になった音田研二郎氏(共催:一般財団法人自然公園財団鳥取支部 前所長)と一緒に砂丘で散策学習を行った。参加者みんなが解説を聞けるよう2班に分かれての散策を計画していたが、当日欠席者が多数だったため1班で活動した。参加者が「この虫は何~?」と見せてくれた虫が、見つけるのがなかなか難しい、体長7㎜ほどのとても小さなハマスズという虫で、講師も驚いていた様子であった。大勢の子ども達に対して講師が1人しかいないので、自由に過ごしているように見える参加者が出てしまうのはしょうがないと思っていたが、そんな状況でもみんな活動を通して何かを学び身につけているのだなぁと実感する出来事であった。




砂の美術館見学
約10万年前の鳥取砂丘の砂(古砂丘)を使用して制作された大迫力の砂像が展示されている、日本唯一の砂の美術館。砂の美術館職員に美術館と砂像について簡単に解説いただき、昨年と同じテーマであるエジプト編の砂像展示をさらに楽しく見学できるよう、クイズシートを作成し、各チームごとに挑戦してもらった。展示を注意深く見ないと正解できず、その後はさらに特別な写真撮影のミッションが解放される。ミッションをクリアすると砂の美術館のキーホルダーをもらえるというもので、去年本イベントに参加していても楽しめる工夫を施した。

まとめ学習
砂の美術館から移動し、鳥取砂丘ビジターセンターで一日の活動や学びを振り返るまとめ学習を行った。各自が活動したこと・感想を用紙に記入し、スタッフが準備した当日の活動写真を貼ったりイラストを描いて思い思いに仕上げた。今回も学生スタッフは参加者のそばでヒントを出してもらう等、子ども達がまとめ用紙を作るのに悩まないようサポートしてもらった。






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■別年度のレポート
2020年度 ちびっ子砂丘探検隊2020 実施レポート

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