NO | 団体名 | 主な企画内容
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越知町立越知中学校(高知県) |
「学校博物館『越知町の生きもの』−調べて、まとめて、記録し、伝える−」 カエルの分析、哺乳類の講義、無人カメラ調査などから、野生生物への興味を喚起させるとともに、身近に生息する生物を知る事で地域愛、郷土愛の醸成をはかる。 |
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第3回 「カエルが食べている生きものの観察」
実施日:2010年6月11日(金) 14:00~15:50
この日の授業は学校の理科室で、1週間前に設置し実験を開始したツルグレン装置の採取容器に入った土壌動物を顕微鏡で観察し、分類図をたどって分類することでした。
容器からピンセットで土壌動物を回収し、トレーの上に載せてから倍率10倍の顕微鏡で観察しました。分類表に従って、殻または巣に入っているかいないか、足があるかないか、足が何対あるか、触覚がはっきり見えるか見えないかなど、分類表をたどりながら観察した土壌動物が何であるかを特定していきました。特定することができたものは顕微鏡につないだデジタルカメラで撮影し、文化祭での発表資料として残しました。また、容器に採取された土壌動物は町立博物館の資料として収蔵することにしました。
顕微鏡での観察の様子
【この日発見できた土壌動物】
ミミズ、ヤスデ網、ヤスデの赤ちゃん(発見できるのはめずらしい)、ムカデ網、コウチュウ目(成虫・幼虫)、クモ、トビムシ、ダニ、線虫網、ハサミムシ
これらの土壌動物は、普段は土の中に隠れていますが、雨が降ると呼吸のために表面に出てきます。口が小さいアマガエルの子ガエルが食べるのにちょうどよい大きさであることを知りました。
一週間に採取してきたオタマジャクシのエサやり当番を決め、平日は昼休みに生徒たちが順番で、休日は部活動で出てきた先生が担当することにしました。
次回の総合的な学習の時間を使って、各班学習のまとめとミニ発表会を行うことを確認して全3回にわたって行ってきた越知町立横倉山自然の森博物館とNPO法人四国自然史科学研究センターとの協働によるカエルについての活動を終えました。