第4回 「哺乳類についての講義」実施日 2010年7月9日(金) 14:00〜15:50
生徒たちは横倉山自然の森博物館へ移動し、博物館の学習室で学芸員の方とNPO法人の研究者の方から、博物館に収蔵してあるはく製とワークシートを使って、哺乳類についての講義を受けました。 はく製を運んでくることから学習が始まりました。生徒はみんな緊張した面持ちで運んでいました。その後、ワークシートを作成するためにはく製の観察をしました。違いを見つけるために必死になってさがしている生徒もいました。 日本にいる哺乳類の種類は153もいるそうです。そのうち、37種類は高知県にもいることが確認されています。高知県と同じ種類も含めて、香川県では23種類だそうです。高知県と香川県の14種類の差は何かという質問に生徒たちの考えは、「成長できていない、小さいままなのでは?」というものでした。答えはブナの森があるかないかだと知り、生徒たちは驚いた様子を見せていました。各県や地域での種類の数を知ることは、動物たちの生態やそれを取り巻く環境を理解していくうえで、大変大事だということを学びました。 次回の総合的な学習の時間は、横倉山へ野生の哺乳類の観察のために無人カメラを設置するということを確認し、この日の授業は終了しました。 第1回 「カエルについての講義」 第2回 「オタマジャクシの採取とツルグレン装置の実験開始」 第3回 「カエルが食べている生きものの観察」 第4回 「哺乳類についての講義」 第5回 「野生哺乳類調査のためのカメラ設置」 第6回 「哺乳類の解剖実習」 第7・8回 「まとめ」 第9回 「学習のまとめ」 プログラム検索に戻る |