NO団体名主な企画内容
35 人を自然に近づける川いい会(大阪府) 「自然楽習会 〜都心部で、里山で、生きものを捕ってみよう!!〜」
琵琶湖・淀川水系の5ヶ所で、川に生きる生物たちを観察・捕獲し、都会の河川に棲む生きものと、自然あふれる田舎の河川に棲む生きものの違いを体験を通じて学ぶ。治水・利水だけでない、生物を育む川を地域コミュニケーションの場とする活動。

第4回 自然楽習会 in 正修寺  〜茨木の里山で、虫を探してみよう!!〜

日時  2010年08月28日(土)午後8時00分〜29日(日)午前11時00分
場所  大阪府茨木市泉原、正修寺周辺の山
参加者 幼児3人・小学生7人・指導者&保護者13人 
講師  小村一也(こむら・かずや)
活動の目的

この辺りの河川は数年前から調査をしており、水生生物は把握していますが、森林部での捕獲は試みていません。今回は、来年の虫捕り場所の候補として、正修寺周辺の山や田んぼを調査。子どもたちに人気のクワガタなど甲虫類を中心に、下調べをすることが目的です。整備されたキャンプ場やスポーツ公園に比べて、緑濃い山が残る正修寺にご協力いただき、夜から捕獲調査、午前中に子どもたちと虫捕りをシミュレーションすることになりました。

フィールドの概要

自然豊かで美しい水の流れる茨木市北部、昔ながらの田園風景が残る地域です。正修寺には2009年8月30日に訪れたことがあり、山に生える木々を見たところ、甲虫類が豊富と思われました。その際に確認したのは、ヤマカガシ・ニホンイシガメ・トノサマガエル・アマガエルなど爬虫類・両生類、夕方にはヒグラシの鳴き声を聞きました。近隣のスポーツ公園では、2009年7月20日にコガネムシ・キワマリ・ハムシ、数種のカミキリムシなどの甲虫、チョウ・トンボ・セミ・バッタなどを確認。正修寺の職員に聞くと、シカやイノシシ、マムシなども棲息するそうです。周辺には街頭がほとんどないため、夜は真っ暗。夜行性の虫を採集するには、絶好のロケーションです。

リスクマネジメント

正修寺の仮眠室・会議室・応接室を土曜日の夜から開放していただき、捕獲の足場に。当日の朝には大型のテントを張って、熱中症予防の措置をとっていただきました。当会スタッフ4名・正修寺の職員4人で、子どもたちの見守りを。1歳児・2歳児も参加していたので、最後のポイントでは2手に分かれ、赤ちゃんを抱いて戻れる道とカエル生息地への道に誘導。保護者の中には、茨木市の春日丘動物病院・院長・今西修大氏もおられ、樹液の出ている木を誰よりも早く見つけるなど、獣医師として蓄積された実践的な現場の判断で、子どもたちをサポート。しかも、自分で捕らず、子どもたちに虫のいる場所を教えて捕らせる方法で指導していただきました。

実施内容

午後08時00分  正修寺に到着
午後08時30分  捕獲調査1(夜行性の甲虫類)

午前03時00分  仮眠 

午前04時30分  捕獲調査2(昆虫類・爬虫類・両生類)
午前07時30分  捕獲調査3(田んぼの用水路)

午前08時00分   捕獲生物の分類・テントのセッティング

午前08時30分  子どもたちとの虫捕り
午前10時00分  捕獲生物の解説
午後11時00分  終了

 
■捕獲生物の解説
見つけた生きものの解説は、博物画家・小村一也先生が担当。とくに、大阪に遊びに来ていた奄美大島在住の小学生が、大阪の生きものについて熱心に質問していました。参加した保護者が生駒産のカブトムシを5年ほど繁殖させており、生体展示をしてくれたおかげで、甲虫類の紹介に役立ちました。

※上記に関して、詳しくは、最後に掲載する「講義記録」をご覧ください。


仕掛けに集まる虫を待って徹夜態勢。

早朝5時からは本気で虫捕り調査だ!!

虫が寄生してできたクヌギハマルタマフシ。


子どもスタッフが休憩室のセッティング。

熱中症予防に保護者がテント張りを。

みんな集合! 始めるよー


さぁ、出発だ。マムシに気をつけて。

葉の裏にハチの巣があるぞ!!

赤ちゃんも一緒に山道を探検だ。


念願のミヤマクワガタ、ゲット!!

木漏れ日がきれいだが、虫はどこ?

正修寺のおじさんは樹木の専門家。


今度はカエルを捕りに行くぞー!!

コカマキリのカマの裏は白黒模様。

バッタを捕ることができるかな?


来年は、ボクも参戦するどー!!

お茶を飲んだらテントの中に集合だ。

小村先生は夜店のおっちゃんみたい。


誰がどれを持ってかえるのか相談中。

奄美大島でも一緒に虫捕りしたいよ!

子どもたちの声

※イベント終了後の聞き取り調査より

・カブトムシは捕れなかったけど、クワガタが捕れて面白かった。
・カエルのいる場所を先生に教えてもらい、いっぱい捕ったよ〜
・セミは木の高いところにいるから、網が届かなかった。
 鳴き声の聞き分けを教えてもらった。
・トンボの捕り方がわかった。自分で捕れて、嬉しかった!
・マツモムシを初めて見た。泳ぎ方がかわいい。
・ザリガニとエビの違いがわかりました。
・奄美大島にはカブトムシやクワガタムシがいない。見ることができて良かった。

保護者の声

※イベント終了後の聞き取り調査より

・茨木都心部に住んでいるので、子どもに山の自然を見せるいい機会でした。
 下の子どもがまだ1歳ですが、2〜3年経ったらお兄ちゃんと虫捕りに行きたいです。
・大阪では今年、虫が少ないと感じています。
 温暖化のせいかどうか、わかりませんが、妙な感じですね。
・子どもたちがこんなに楽しそうに虫を捕るとは思いませんでした。
 暑い中、ありがとうございます。良い夏休みの思い出になりました。
・トノサマガエルには吸盤がなく、アマガエルには吸盤があると初めて知りました。
 それで、観察ケースにアマガエルだけが引っ付いていたのですね。
・タガメは知っていましたが、マツモムシを見たのは初めてでした。
 茨木には、山や用水路にいろんな虫がいるのがわかりました。

講師の感想

例年とは違って、大阪は昆虫がとても少なく、子どもたちに見せてあげられるか不安でしたが、何とか十数種の昆虫が見つかり無事に観察会も終わりました。無事故でイベントができた事がなによりです。正修寺の方々、子どもたちと共に来た保護者の方の協力もあって、実に安全にスムーズに、開催から終了まで過ごすことができました。
茨木市はどちらかと言うと、大阪北部のベッドタウンとして、またその便益のイメージが大きいのですが、近隣の高槻市や池田市、箕面市と共に、平野部と山間部が緩やかに連続した、巨大なエコトーンです。こんなに近くに、すばらしい生態系や人の暮らしに隣り合わせて生息する野生があることを、子どもたちはもちろん、保護者の方々にも知ってもらい、楽しく接する機会をもっと広げて、創っていければと思います。
何時間もかけて、遠方で自然と触れ合うことも大切ですが、ほんの少し足を延ばせば、様々な生物に出会えます。気軽に行ける範囲なので、出来れば四季を通じて、里山の自然や生物環境と触れ合うことを子どもたちに体験して欲しいと思います。

藤田保健衛生大学 医学部 客員準教授・博物画家  小村一也

他団体へのメッセージ

1 山には必ず所有者がいます。私有地の場合、必ず所有者に了解を得てからイベントを開催しましょう。
行政が管理する公園やキャンプ場などでも、内容を事前に伝えるとスムーズです。

2 生きものがいると分かっていても、当日に捕獲できるとは限りません。イベントを盛り上げるために、事前捕獲して展示ケースに入れておくと安心です。

3 山の天気は変わりやすく、最近ではゲリラ豪雨に襲われることもあります。モバイルを活用して、その地域のピンポイント天気予報を利用するといいでしょう。

トクトク情報

大阪府 箕面公園昆虫館では、昆虫の生体展示や標本展示がされています。とくに、常時300頭以上のチョウが飛んでいる放蝶園が見どころです。中学生以下は、入館料が無料。学校や地域に出向いて実施する昆虫教室を開催したり、昆虫に関する相談も受け付けています。なお、HPではデジタル昆虫図鑑も掲載しており、画像と解説を見ることができます。

http://www.pref.osaka.jp/ikedo/insect/index.html

講義記録

■担当・小村一也

1 ご挨拶

皆さん、おはようございます。今日は朝早くから集まってくれてありがとう。夏休み最後の日曜、今から里山の昆虫観察と採集に出かけます。

ここは、茨木市の竜王山近くの里山です。町から少しだけ上がったところですが、まだまた自然がたくさん、虫や色々な動物が生きています。ただ残念なことに、今年は、なぜかいつもの夏より虫の数が少ないようです。昨夜から色々と調べたり採取したりしているのですが、なかなか見つけることができませんでした。でも、大勢の目があるから、きっと虫に出会えると信じて出発しましょう。

その前に注意があります。山の中は危険ですから、今から言うことを必ず守ってください。まず、1人で行動しないこと。グループ毎に大人と一緒にいること。薮の中にはヘビ、とくに猛毒のマムシがいるかも。だから、絶対に茂みや薮に入ったりしないように。それと、もしスズメバチに出会ったら、リーダーや先生の指示に従って、落ち着いてその場を離れること。あと、悪ふざけをしないこと。虫や生き物は捕まえる時にできるだけ優しく。むやみに触りまくって傷つけたり、必要以上にたくさん取らないこと。そして、喉が渇いたら、すぐに持っている水分を補給すること。では、探検隊、出発!!

2 生物の紹介

今日は、雑木林や草地、ため池で、様々な生き物を捕まえたり、観察したりできました。皆さんがとても頑張ったので、思った以上に色々な生き物に出会えましたね。

里山の林道をのぼり、裏側へ。始めはなかなか昆虫に出会えませんでしたが、目が慣れてくると様々な昆虫を発見しました。多くは植林された杉や松なのですが、クヌギやブナの樹液には、いましたね!! 念願のミヤマカミキリも!! 

では、今から、採集した昆虫たちのことを説明します。
子どもたちは前へ。保護者の人たちは、後ろから聞いてください。

●ミヤマクワガタ
※クヌギの木で採取
クワガタムシの仲間では普通種で、ノコギリクワガタとともに子どもたちの人気者です。南西諸島や一部の離島を除いて、ほぼ日本全土に分布していて、旧環境庁によって指標昆虫に指定されています。オスの体長は大きいもので7cmを超えますが、この個体は4cm程度で小さいですね。今日参加してくれた君は、南西諸島の奄美大島から来たので、ミヤマクワガタを見たのは初めてなんだよね。

●ノコギリカミキリ
※夜間に採取
触角の形が鋸の刃のようにギザギザになっているところから、この名前がつきました。近い種類のウスバカミキリよりも体長が短いですが、色が黒くて、横幅があって強そうですね。他のカミキリムシと違い、音を出す時に胸と頭を動かすのではなく、前ハネの縁と、後脚や後ハネと腹をこすり合わせて、音を出します。動きが速くて力も強く、捕まえると発達した大あごで噛み付くから注意しましょう。

●クロカミキリ
※夜間に採取
光沢のない黒色で、短い触角をもつカミキリムシです。カミキリムシの仲間とは、ちょっと違う様な形をしていますね。日が暮れてから、マツやヒノキなど針葉樹の伐採木に集まったり、灯火にもよく飛来するので、昨夜に窓の明かりに誘われて来たのを捉えました。

●コカマキリ
※植え込みで採取
茶色の個体がほとんどですが、たまに緑色の個体もいます。今日捕獲したのは、茶色のものでしたね。小型のカマキリで、前脚のカマの裏側に、白と黒のはっきりとした模様が見られるのが特徴です。

●アオカナブン
※ミヤマカミキリと同時に採取
とてもきれいな緑色で、まるで体にラッカーを塗ったようにピカピカした虫ですね。さっき捕まえたミヤマクワガタと同じように、クヌギなどの樹液に集まります。今日は良い場所をめぐって、頭で押し合ってケンカしている所を捕まえました。

●キョウトアオハナムグリ
※植え込みで採取
初夏、樹液に集まる種で、梅雨の時期に多く見られる虫です。今の時期に観察できるのは、稀なことです。本来は、梅雨明け後にカナブンが現れるようになると、ほとんど見られなくなります。
                     
●シロテンハナムグリ
※植え込みで採取
ハナムグリの中では、大きな虫です。今、放してみますよ。ほら、見てください。飛び方が特徴的でしょう? 飛翔時に堅い上ハネ(鞘翅)を閉じて飛んでますね。多くの甲虫と違って、上ハネを開かなくてもいいんですよ。体を斜めにした時に側面に隙間ができて、この隙間から後ハネを伸ばせるので、上ハネを閉じたまま、後ハネで羽ばたいて飛ぶことができます。

●スジコガネ
※早朝に石垣で採取
これは、朝早くに弱って死にかけている所を採取して、標本用に取り置いたものです。色彩は緑色っぽいものから紫色っぽいものまで様々、とてもきれいなコガネムシですね。針葉樹の林で普通に見られるので、裏山の松林から来たのでしょう。

●ツクツクホウシ
※夜間に採取
平地から山地までの森林に、幅広く生息します。地域によっては市街地でも見ることができますが、基本的にはヒグラシと同じで、普通は森や山で棲んでいます。ヒノキ、クヌギ、カキ、アカメガシワなどいろいろな木に止まっていますが、警戒心が強くて動きも素早く、クマゼミやアブラゼミに比べて捕まえにくいセミです。

●オオスカシバ
※芙蓉の花に飛来
これはスズメガの一種。名のとおりハネが透明なガです。腹部の中ほどに赤い横帯模様があり、その前後に黒い帯模様もあるので、大きなハチと見間違えることがあります。つまりスズメバチにうまく擬態しているんですね。羽化した直後には灰白色の鱗粉がハネをおおっているのですが、羽ばたくと鱗粉がすぐに脱落し、透明な翅になってしまいます。この虫は昼に活動するので、今見たように人の目につきやすいのも特徴ですね。様々な花にやって来て、ホバリングしながら蜜を吸います。

●フタモンアシナガバチの巣
※植え込みで発見
この葉を見てください、蜂の巣がついていますよ。平野部でもよく見られる、黒と黄色の小さなアシナガバチの一種の巣です。石垣の隙間、植木や薮の中、建物の隙間など比較的低い位置に、巣が作られることが多いので植え込みで観察できたのですね。大人しいハチなので、巣に近づいただけでは攻撃されることはまずないですよ。でも、大きく成長した巣では、揺すったりするとハチが刺しに来ます。要はそっと、少し離れて観察することです。

●コトラガ
※大きな石碑に止まっているところを観察
とてもきれいで、チョウみたいに見えますが、ガの一種です。前ハネは、黒の地色に大きな黄色い斑紋を散らした模様です。トラガと呼ばれるガの仲間で、昼間に活動します。トラガが初夏までに出現するのに対して、1カ月近く発生が遅いから今見ることが出来ました。

●アオスジアオリンガ
※植え込みの日陰で採取
とても小さなガですが、鮮明なグリーンでとても美しく目立つ昆虫です。幼虫はブナやミズナラに着くので、きっと裏山が飛んで来たのでしょう。

●ヒメジャノメ
※日のあたる雑木林・山道で採取
低いところを飛ぶ茶色いチョウで、光の差し込む、やや明るい疎林に生息しています。全国の里山で普通に見られて、家の中に入って来たりもします。コジャノメによく似ていますが、ハネの裏を縦に走る白色の帯がまっすぐになっていることで見分けます。

●ウスバカゲロウ成虫
※日陰の山道で採取
この虫はウスバカゲロウ。「カゲロウ」という名が付けられてますが、カゲロウ目とは縁が遠く、アミメカゲロウと言う種です。「アリジゴク」って聞いた事がありますか? これはアリジゴクの成虫です。つまりアリジゴクが大人になったら、こんな虫になるんですよ。外見は、トンボによく似ていてますね。しかし、止まる時はハネを背中に伏せて畳むこと、眼が小さいこと、触角が太いことで区別できます。トンボのように上手に飛ばなくてヒラヒラしてるので、地方によっては「極楽とんぼ」とも呼ばれています。

●アオバハゴロモ
※植え込みの陰で採取
ウンカやヨコバイの仲間ですが、はるかに大きくて幅の広い三角形のハネをもっています。止まっている時には、後ハネを前ハネの下にたたみ、前ハネは立てた状態で背中の上で合わせるので、左右から偏平な、横から見れば三角形の姿に見えますね。全身がきれいな淡緑色をしていますが、死ぬと黄色く変色してしまいます。ハゴロモと言う虫も、実はセミやカメムシ、そう。アメンボたちとも比較的近い仲間なんですよ。

●オジロサナエ
※近隣の薮で採取
このトンボを見てください。とても珍しい貴重なトンボです。名前は、オジロサナエ。サナエトンボの仲間で、最も小さな種です。本州から九州にかけて、真夏に中流や清流の岩などに止まる姿がよく見られます。たまたま、近くの川から来たのでしょうね。ラッキーです。ほら、見てください。胸部側面の黒い条紋が、Y字型に見えますね。これが特徴です。この他にも、オニヤンマやクロスジギンヤンマなど、町で見る事が少ないトンボがいっぱい飛んでましたね。

●マツモムシ
※ため池で採取
水中でうまく泳ぐために、後脚はボートをこぐ時のオールみたいに発達しています。体の表面にはビロードみたいな細かな体毛があります。この体毛が酸素ボンベのように空気の層を保持するため、水中では体が銀色に見えますね。小魚やオタマジャクシ、他の虫を捕まえて、口吻を獲物に突き刺して体液を吸います。この虫を素手で捕まえると、鋭い口吻で刺す事があり、ハチに刺されたときのようにとても痛いので、くれぐれも注意が必要です。普段は背面を下にして泳いでいます。飛ぶときはひっくりかえってから飛び立ちますよ。(スタッフ1名が指を刺されました。2日間、ぷっくりと腫れていました)

●アメンボ
※ため池で採取
おなじみのアメンボです。ハネや口吻など体の基本的な構造はカメムシ類と同じ、つまり近い親戚です。カメムシと同じく臭腺をもっていて、捕えると匂いを出します。「アメンボ」は、この匂いが飴のようだと言うで、アメンボと名付けられたのですよ。

●シマアメンボ
※ため池で採取
縞模様をもった小さなアメンボです。アメンボと比べると、体は細長くないですね。丸みを帯びた体形で、脚がとても長いです。普通は、流れのある水のきれいな小川や湧き水にしか生息していないので、きっと近くの湧水地から来たのでしょう。この種はウミアメンボ亜科で、多くは海水のある所に棲んでいますが、その中で唯一の淡水性がこのシマアメンボです。

●その他

イボバッタ
※草地で観察

ツチイナゴ
※草地で観察

アオマツムシ
※雑木林の日陰で観察

コロギス
※雑木林の日陰で観察

オニヤンマ
※雑木林の上空を哨戒するように飛ぶ姿を観察

マユタテアカネ
※草地で採取

アキアカネ
※ため池近くの畦で採取

クロスジギンヤンマ
※ため池や水路、細流での産卵行動を観察

トノサマガエル
※用水路や水場で採取

アマガエル
※用水路や水場で採取

カナヘビ
※草地・植え込みで採取

ニホントカゲ
※寺の石垣で観察

ジョロウグモ
※山道でいくつものの巣とメスを観察

オニグモ
※山道の農機具小屋で観察

コガネグモ
※山道・雑木林で多くの巣とメスを観察

コイ
※ため池で観察

ショクヨウガエルのオタマジャクシ
※ため池で採取・観察後にスタッフが処分

ヌカエビ
※ため池で採取

サカマキガイ
※ため池で採取

カゲロウの幼虫
※ため池で採取


第0回 自然楽習会 ~都心部で、里山で、生きものを捕ってみよう!!~
第1回 自然楽習会 in 藤ノ木川 ~比叡山坂本で、生きものを捕ってみよう!!~
第2回 自然楽習会 in 大川  ~都会の川を散歩しながら、虫を探してみよう!!~
第3回 自然楽習会 in 大正川  〜茨木市の街中で、生きものを捕ってみよう!!〜
第4回 自然楽習会 in 正修寺  〜茨木の里山で、虫を探してみよう!!〜
第5回 自然楽習会 in 北川  〜福井県の山で、アユを捕ってみよう!!〜
第6回 自然楽習会 in 藻川  〜猪名川の支流・藻川で、生きものを捕ってみよう!!〜
第7回 自然楽習会 in 茨木市  〜茨木の生きものたちを、描いてみよう!!〜

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