NO | 団体名 | 主な企画内容
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京都市立醍醐西小学校(京都府) |
「醍醐西e-na(えーな)プロジェクト」 落ち葉をゴミとして扱わず、カブトムシの飼育や野菜作りのために活用する企画で、京都市で目標にあげている、「ゴミの総量を10年間で半分以下に減らす」を学校の総合学習にうまく取り込んだ、エコを意識したプログラム。 |
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速報レポート3
実施期間:夏休み
・夏休み
夏休みに入り,カブトムシの羽化もほぼ終わり,飼育ケースの中はカブトムシでいっぱいになりました。昆虫ゼリーもたくさん入れているのですが,1日で食べつくしてしまいます。地域の方に教えていただきバナナをえさとして入れてやったりもしていました。
オスとメスを一緒にしているので,早くも卵を産んで死んでしまうカブトムシも出てきました。残念!
一方,野菜畑では,カラスの被害対策がうまくいき,その後の被害はなくなりました。
多くの野菜が収穫時期をむかえ,キュウリ,ナス,トマト,ピーマンなどは,毎日収穫できます。スイカについても13~4玉結実して,すべて順調に大きくりましたが,直径15センチ程度のミニスイカで終わってしまいました。でもとても甘くおいしい一口スイカになりました。
・京都市長表敬訪問
そんな時に,地域のゴミ減量推進会議の方から連絡があり,醍醐西e-naプロジェクトを応援してくださっていた門川大作京都市長さんに約束どおり,「カブトムシと野菜」を届けることが決まり,表敬訪問することが実現しました。
8月2日,地域の方や醍醐エコまちステーションの方と一緒に4年生の代表児童2名と校長,担任で京都市役所まで出向きました。
門川大作京都市長さんは,お忙しい中わざわざ時間を取っていただき,子どもたちから直接「カブトムシと野菜」を受け取られました。そして,この醍醐西e-naプロジェクトの取組をこれからもつづけてほしいと励ましのお言葉をいただきました。
・カブトムシのその後・
夏休みの登校日に,みんなで飼育ケースの土(腐葉土)を慎重に掘り返し,子どもたちに分けて家で育ててもらうことになりました。そして,残ったカブトムシは隣接している保育園にプレゼントすることになりました。
土の中から小さな白い卵がいっぱい出てきました。その中にはすでに幼虫にかえっているものもありました。卵や幼虫はもう一度飼育ケースに戻し,当然のことながら継続して育てていきます。
・野菜畑のその後
8月25日,夏休みが終わり授業が再開されました。野菜畑では,夏休み中収穫が続きましたが,8月25日現在,さつまいもを残してほぼ収穫が終わっています。日持ちする野菜は,冷蔵庫に保管してあり,日持ちしない野菜については代替え野菜を地域の方やお隣の保育園から分けていただいて,いよいよ8月29日からの5年生「長期宿泊・自然体験学習・5泊6日」に持っていき,野外炊事の食材にする予定です。今年度も素晴らしい思い出と子どもたちの大きな成長を期待して出発します。(つづく)