NO団体名主な企画内容
33 NPO法人 すいた環境学習協会(大阪府) 「児童たちが校庭にミニ田んぼを作り「二毛作」と「地産地消」を実体験」
吹田市内の小学校、8校の5年生を対象に、校庭にミニ田んぼを作り、年間を通して稲作や玉ねぎの栽培を行い、授業で学ぶ「二毛作」や「地産地消」を実体験する。また、水田に集まる虫や鳥の観察や調べ学習など、学びが拡がる体験活動を実施。

速報レポート 5

日 時 8月30日~9月6日
場 所 吹田市内小学校 8校 桃山台小学校 他
参加者 各校 5年生全児童  23クラス  約800人

児童たちは、はじめて見る稲の花に感動
顕微鏡で花のなかを観察
うっかりすると見のがすよ、稲の花は短命だ

活動内容

1.大きく生長した稲の穂に、楽しみにまっていた花が8月下旬からさきはじめた。8校の5年生の児童たち約800人が総合学習などの授業時間に、はじめて見る稲の花を、手にとったり、さわったりして観察した。穂に小さな白い花がたくさんあつまっているのをみて、不思議そうな顔で、びっくりと驚きの声をあげていた。


稲の白い花 津雲台小学校

すごーい これが稲の花 高野台小学校

白い花を見てスケッチ 感動! 吹田東小学校

児童たちの感想の一部

  • 「稲の花」と聞いた時、稲に花なんてさくのかと思いました。とてもビックリしました。はじめて稲の花をみて、稲の大きさより白い花の方が小さいのが意外だと思いました。
  • 私は花がさかないと実ができないことは知っていたが、稲に花がさくことに、とてもびっくりしました。調べてみたら、稲の花は2時間しかさかないので、とてもきちょうだなぁと思いました。白い小さい花が見れて良かったです。
  • 無しゅう。ふわふわの毛のようなものがあった。
  • 花びらは細長いまるの形だった。花はとても小さいのに、その中に、めしべとおしべがあって   びっくりした。穂をさわった感じは、ざらざらしていた。
  • 受粉するととじてしまうなんて、おもしろいと思った。1つのつぶに、1つの花があるというのは予想外だった。1つの穂にたくさんの実があるのがわかった。
  • 稲の葉っぱは緑色で、白い花は虫みたいに最初は見えた。1つの小さなつぶの所々に、白くて、小さい1ミリぐらいの花がさいていた。
  • 稲に花がさくとは知らなかったので見られて良かったです。今日は勉強になりました。


児童が書いた稲の花

児童が書いた稲の花

児童が書いた稲の花

2.千里たけみ小学校では児童たちが、稲の花のなかを顕微鏡で観察した。神秘的な花のなかをはじめてみて感動したようです。
 
児童たちの感想の一部

  • 緑色だった。虫みたいだった花びらの中におしべがあった。すごく小さかった。
  • 緑のものは実だと思っていたけど花びらだということを知った。花びらには、たくさんの毛が  はえていた。
  • 緑色のは花で、あとからもみがらになる。花びらがとじてその中にお米ができるのは、とても   不思議に思いました。
  • 花は、けんびきょうで見ないとくっついているように見えるけど、少しはなれていた。実の所にとげみたいなものがあった。けんびきょうで花のなかを見れてよかった。
  • トウモロコシのような色と形をしていた。
  • けんびきょうでなんかいも見たが、めしべは見つからなかった。残念です。


顕微鏡で花のなかを調べる児童たち

児童が書いた花のなか

児童が書いた花のなか

3.1つの穂に、だいたい100個ぐらいの花がつき、花のさく時間は午前中で、さく期間は1週間ぐらい。


稲の花のなか

稲の開花

花がさいてから、実がふとるまで

主催者の感想

児童たちは、愛情をそそぎ一生懸命に育てた稲に、小さな白い花がさいたのを、はじめて見て感動したようです。これも校庭の中に作ったミニ田んぼの成果だと思います。



速報レポート1
速報レポート2
速報レポート 3
速報レポート 4
速報レポート 5
速報レポート 6
速報レポート 7
速報レポート8
速報レポート9

プログラム検索に戻る