NO団体名主な企画内容
33 NPO法人 すいた環境学習協会(大阪府) 「児童たちが校庭にミニ田んぼを作り「二毛作」と「地産地消」を実体験」
吹田市内の小学校、8校の5年生を対象に、校庭にミニ田んぼを作り、年間を通して稲作や玉ねぎの栽培を行い、授業で学ぶ「二毛作」や「地産地消」を実体験する。また、水田に集まる虫や鳥の観察や調べ学習など、学びが拡がる体験活動を実施。

速報レポート9

日 時  10月28日
場 所  高野台小学校 
参加者  5年生全児童 1クラス 36人

約100年前の古い足ふみ式の脱こく機を使って脱こく
あぶない作業なので全員きんちょう
脱こくしたモミの重さ約16㎏、今年は豊作
稲の株をほりおこし、分げつのようすを観察

活動内容

1.児童たちは、きんちょうして脱こく作業に取り組んだ
稲刈りをしてから10日がたち、天日干しで稲がよくかんそうしたので、藤白台小学校が管理している足ふみ式の脱こく機をかりてきて、穂からモミをとりわける脱こく作業に全員で取り組んだ。
脱こく機をまわすと、モミが飛びちるので10人ぐらいでブルーシートを持ち、飛びちるのをふせいだ。あぶない作業なので、児童は一人ずつ指導者と一緒にならんで作業をした。脱こくの様子をみて、児童たちは、びっくりするやら!!感心するやら!!。脱こくしたモミの重さは約16kg、今年は豊作だ。児童たちは、モミの入った袋をだいて大満足の笑顔でした。


約100年前の脱こく機

みんなで脱こく

あぶない!気をつけて


モミの中のワラとり

モミの重さ約16kg大満足の笑顔

稲木のかたづけ 来年も使うよ!

2.田んぼの稲の株をほりおこし、分げつのようすを観察
脱こく作業が終わったあと、児童たちは、田んぼの稲の株をほりおこし、水で洗って根のようすを観察した。教室にもちかえって、分げつのようすをくわしく調べ、みんなでまとめることにした。


ほりおこし前の株

どろを落とした株

分げつのしくみ

3.児童たちの感想の一部

  • こんな脱こく機をはじめてみた。字を右から書いているのに、びっくりした。
  • こんな古い脱こくきがよくあったなぁーと思いました。ドラムかんのようなものがまわると、  穂からモミがきれいにとれてびっくりした。でも、あぶない作業だった。楽しかった。
  • 昔のお百しょうさんが、このきかいで、たくさんの稲をだっこくしていたのかなあと思うと、 むかしの人はすごい。お米づくりの苦労がよくわかりました。お米を大切にしたいと思います。 
  • モミ(お米)がたくさんとれてよかったです。うれしかった。早くおにぎりにして食べたい。    たのしみにしています。
  • 稲のかぶをみてびっくりした。よくかんさつして、分げつのしくみをまとめたいと思います。

主催者の感想

児童たちに、昔の脱穀の仕方や大変さを理解させることができてよかった。お米の大切さを児童たちは、ようやく実感してきたようだ。



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