速報レポート14 「親子自然探索会~大文字山・法然院の森~」日時 8月2日(水)8:40~16:00
場所 京都市左京区鹿ケ谷法然院町 法然院森のセンター 善気山(大文字山) 大文字山の麓の法然院まで,市バスで行きます。今日は,体調を崩した人もいて,児童8名,保護者2名,担当教諭2名の計12名です。浄土寺でバスを降りて,法然院森のセンターまで住宅街を歩きます。疎水まで少し上り坂です。「ちょっときついね」「山の近くや」「反対の端まできたんだね」おしゃべりをしていると森のセンターに着きました。お弁当などを置いていよいよ法然院の森に出発です。 参道で早速キノコを見つけました。キヌガサダケの赤ちゃんです。「キノコの女王」に成長した姿も見てみたいと思いました。 学校の近くではこの頃カタツムリをみかけません。空気が汚れているのかもしれません。殻の端に赤い筋があります。それで「クチベニマイマイ」という名前だそうです。 大きな木の緑の葉っぱと同じ形の落ちている赤や黄色の葉っぱを探しました。葉をもんでみると,すうっとする匂いがします。「いいにおいがする」「お薬みたいなにおいや」みんなの感想です。この大きな木はクスノキで「お寺や神社にある大きな木」「春に葉を落とす」「これから樟脳を作るよ」と教えてもらいました。学校のあかしや果樹園にも大きなクスノキがあります。学校のみんなにも教えようと思いました。 山に入っていきます。まずビョウタケを見つけました。画鋲に似た形だ!シロハツと次々キノコを見つけます。キノコの役目・働きが2つあるよと先生に教えてもらいました。植物や動物を分解して土に戻す「森のお掃除屋さん」のキノコ。キノコがいないと落ち葉や枯れ枝・動物のフンなどで地面に山ができてしまうそうです。もうひとつは,キノコと木がお互いに養分や水分をやりとりして助け合っている,共生しているキノコです。キノコが土から水分やミネラルなどを吸収して植物が大きくなるのを助けるし,キノコは自分で養分を作ることができないので,植物から栄養をもらうそうです。 トカゲの赤ちゃんと出会いました。とってもきれいな模様でした。ヒグラシの鳴き声が聞こえます。抜け殻は学校で見かけるクマゼミと違って小さいです。木に止まっているヒグラシも見ました。カゲロウが飛んでいます。子どものアリジゴクの巣がありました。掘ってみましたが逃げられてしまいました。テンのフンを見つけたり大きなシロタマゴテングタケを見たりしました。ムササビの巣も見ました。 森のセンターに戻って,お弁当を食べました。お昼からは,大文字山・法然院の森の生き物についていろいろ教えてもらいました。 自分で小刀やのこぎりを使って作りました。接着はホットボンドです。シカを作ったり,フクロウを作ったり,山で見つけた大きなミドリババヤスデを作ったりしました。最後に動く目玉を付けました。ヒートンを差し込んで,キーホルダーにした人もいました。 速報レポート1 「北野天満宮の宮司さんに教えてもらいました!」 速報レポート2 『「いのちの庭」の池を掃除したよ!』 速報レポート3 『「いのちの庭」の池にヘイケボタルの幼虫を放流したよ!1』 速報レポート4 『「いのちの庭」の池にヘイケボタルの幼虫を放流したよ!2』 速報レポート5 「クラフト・ホタル観賞会」 速報レポート6 「堀川の工夫を聞こう!」 速報レポート7 「私たちができることを考えよう!3年1組」「3年2組」 速報レポート8 「ジャンボタニシをどうするか!」 速報レポート9 「ホタルが飛んだよ!―観賞会を開いてー」 速報レポート10 「紙屋川エコレンジャー」 速報レポート11 「植物採集体験会」 速報レポート12 「私の好きな木」 速報レポート13 「これからの活動について考えよう」 速報レポート14 「親子自然探索会~大文字山・法然院の森~」 速報レポート15 「動物のすみかを調べよう」 速報レポート16 「私の好きな科学~ラブ・サイエンス~」 速報レポート17 「収穫を祝うお祭りずいき祭り~ずいき神輿作りの見学~」 速報レポート18 「こん虫パラダイス」 ■別年度のレポート 2024年度 植物パワーで地球を守ろう 実施レポート 2023年度 未来の環境を考える~生き物との共生について考え、虫の声を聴いてみよう~ 実施レポート 2022年度 植物パワーで地球を守ろう 実施レポート 2021年度 未来の環境を考える ~生き物との共生について考え、虫の声を聴いてみよう~ 実施レポート 2020年度 持続可能な朱四校の未来を考える~伝統野菜や植物を育てながら地域の環境を考え、自分の生き方に生かす~ 実施レポート 2018年度 "「つながる いのち」(めざせ生きものはかせ) 〜植物の栽培や生き物との関わりの中で、命のつながりについて考える〜" 実施レポート プログラム検索に戻る |