NO団体名主な企画内容
24 学校法人いいづな学園 グリーン・ヒルズ小学校(長野県) 「りんご園プロジェクト」
りんご栽培を通じて、りんご栽培を取り巻く生態系や環境などの関わりについて学ぶとともに、自分たちの手でりんごを育てる喜びを味わう。また可能な限り子ども中心の活動とし、異学年交流を積極的に行う。

速報レポート10 りんごはいったい何個とれる?

日時:9月19日(火)
参加者:児童18名、担任2名
活動内容

 りんごの販売計画を立てている子どもたち。どんな風に売るか考えてみたところ一つの疑問が浮かびました。
 実際のところ、私たちのりんご園ではいったいいくつのりんごがとれるのでしょう?
 そこで、ためしに計算してみることにしました。
 私たちの育てるりんごの木は9本。仮に、1本の木から100個の実がとれたとして計算すると、「9×100=900個」!

「え~!?」
「そんなにたくさん?!」

 子どもたちはそう言っておりますが、あまり実感が湧いていない様子。
 そこで、りんご1個の直径を9cmとして、いつもりんご会議をしている机に並べていくとどうなるか計算してみました。計算上手な子が「机が○○cm×○○cmで、一列に○○個並べられるから~」と暗算。
 どうやら、みんなの目線くらいまで全部がりんごで埋め尽くされるみたいです。

 写真を示すと、子どもたちも少し実感が湧いた様子。

 でもでも、これでは終わりません。りんごのとれる数をもっと正確に知るために、本当に数を数えてみることにしました。新しくなったりんごチームで、9本のうち3本の木の実の数を目印を付けながら数えました。
 その結果・・・、なんと1本の木から350~400個!!
 9本の木から1本あたり350個とれるとしたら、3000個以上です!
 写真に表すと、もはやりんごの壁です。
 栽培を始める前までは、

「とれたら自分たちで食べたーい」
「お料理してお家の人に食べてもらったら?」
「全然実がならなかったらどうしよう」

 なんて言っていましたが、どうやら考えていたよりもずっとスケールの大きなことをしていたことをあらためて気づかされました。
 さてさて、こんなにたくさんのりんごを売るには、もっともっと作戦を立てる必要があるようです。どうしたらみんなのプロジェクトや、すくすくと育ったりんごの魅力を伝えることができるか、子どもたちもわくわくしています。


900個とれるとしたら・・・

まるでりんごの壁!


販売会議中

実際のりんごの数を数えよう



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