NO団体名主な企画内容
24 学校法人いいづな学園 グリーン・ヒルズ小学校(長野県) 「りんご園プロジェクト」
りんご栽培を通じて、りんご栽培を取り巻く生態系や環境などの関わりについて学ぶとともに、自分たちの手でりんごを育てる喜びを味わう。また可能な限り子ども中心の活動とし、異学年交流を積極的に行う。

速報レポート12 りんごの価格について農家の方に聞いてみよう

日時:10月10日(火)
参加者:児童18名、担任2名、指導者1名
活動内容

 子どもたちは悩んでいました。

『りんごの価格をどうやって決めるか。』

「1個100円くらいじゃない?」
「もっと安くしてくれないとぼく買えないよ」
「じゃあ50円は?」
「材料費ってかかってるの?」

 学園の行事で作ったものを販売する経験がある子どもたちです。高学年の子は、作るのにかかったお金を『原価』ということや、それを売り上げから引いたお金を『利益」ということを学んでいました。けれども、りんごを作る材料って何だろう?
 土や水、栄養分なんていうものには値段がついていません。さてさて困りました。君たちは、社会で学んだ第一次産業を、今まさに体験しているのですよ。
 
 そこで、いつもお世話になっている農家の方に、価格の設定について聞いてみることにしました。本物の農家の方はどうしているのかな?
 スーパーマーケットなどで売られているものをよく観察すること、傷物やサイズの小さいものも「欲しい!」と言ってくれる人に価格を下げて販売すること、自分たちの強み(アピールポイント)を出して伝えることなどなど、アドバイスをたくさん頂きました。
 こうやってプロの方に教えてもらうことで、子どもたちの生産者としての、販売者としての視点が育っていきます。

 そのあとには、畑で枝の手入れや玉回しなどの作業をしました。
 傷んで実もつかなくなってしまった枝を落として、りんごの実に太陽の光も当てて、今日も大忙しのりんご園でした。


りんごの木の下で販売会議!

傷んだ枝を切り落とした!

チームで玉回し


今日も大忙し!



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