NO団体名主な企画内容
25 大津市立葛川中学校(滋賀県) 「自然を活用したアントレプレナーシップの育成:KCLプロジェクト始動!!」
豊かな自然を最大限に活用しながら、子どもたちの手で、情報発信、商品開発、イベント企画を行う。地域で栽培されている友禅菊を使用して、天然染めの「風呂敷」、商品名「包む」を制作・販売。地域の魅力を発信する。

速報レポート1 「紅花染めについて、指導講師とWEB会議」

日 時 令和2年6月8日(月)
参加者 3年生徒3名、教職員3名

 コロナウイルスの影響で、年間の計画を見直すべく、学校再開後に生徒自ら活動計画を決定した。中学3年生は、過疎の課題を解決すべく「商品開発」に取り組む。アントレプレナーシップとは「起業」。地域にゆかりのある産業をヒントに、天然染めの布や糸を使った商品開発に挑む。ただ単に、中学生らしい商品を制作するのではなく、専門的な視点や力を動員し、価値ある商品(売れる商品)を作る。そのために、青木さんという京都で染め物を専門に店を経営されている講師を招聘し(コロナでWEB会議)、中学生からの提案を行い、アドバイスをもらう。




 中学生からは、「山形県から取り寄せた紅もちを使用して、紅花染めを行い、それを用いて商品開発をしたい」という提案をした。その昔、京都の染め物屋は、美しい発色をもつ紅花染めに魅了され、紅花の産地である山形県から材料(紅もち)を取り寄せた。海路で福井県まで運び、鯖街道を通って京都まで輸送された。我が葛川中学校は、鯖街道沿いに位置し、昔の染め技術を再現すべく、「紅花染め」に挑戦する。すでに、山形県の生産組合から、材料の紅もちを調達していた。
 青木さんからは、染めの方法を指導してもらえること、青木さんの教える大学生のゼミ学生とコラボして、共に商品開発(中学生の染めた布や糸を用いて、価値ある商品を開発する)を行うこと、商品開発の発想やデザイン、イメージは中学生が担うこと、制作を大学生が行うこと、今後はWEB会議にて、大学生ともコラボすること、などを提案された。
 一定の方向性が決まり、ほっとした様子の中学生(3名)。今後の活動に注目したい。



速報レポート1 「紅花染めについて、指導講師とWEB会議」
速報レポート2 「紅花染め作業、講師招聘:指導助言」
速報レポート3 「春の学校林活動:樹木の観察、下草刈り」
速報レポート4 「紅花染め作業:商品開発に使用するために」
速報レポート5 「やまで健康になるレイクスアクション」
速報レポート6 「筏づくりについて基本を学ぶ、指導講師と直接会議」
速報レポート7 「コロナ禍における商品開発の共同会議:大学生とコラボ」
速報レポート8 「筏流しの場所を検討:現地調査」
速報レポート9 「筏の丸太調達:間伐体験、間伐立ち会い」
速報レポート10 中学3年生「商品完成!!販売をどうする?」
速報レポート11 いよいよ筏づくり「丸太運搬、皮むき」
速報レポート12 筏師の衣装「紅花染め」
速報レポート13 筏流しのイベントポスター
速報レポート14 中学3年生「KCLプロジェクト発表会」
速報レポート15 筏づくりの学習
速報レポート16 「秋の学校林活動:間伐作業」
速報レポート17 いよいよ本番!!筏流し再現
速報レポート18 ご当地ガチャ、スタンプ制作

■別年度のレポート
2021年度 「筏流しの再現」:葛川に古来より伝わる水文化「シコブチ信仰」を発信し、地域活力を高めたい! 実施レポート

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