速報レポート８　「筏流しの場所を検討：現地調査」

　中学２年生は、「イベント企画」を行い、葛川の魅力を伝えます。安曇川流域で筏流しをどこで行うか、筏乗り体験というイベントをどこで実施するのかについて現地調査を行いました。葛川地域は、安曇川流域の仲平地区から細川地区までの９つの集落からなりたっています。川幅や浅瀬、筏の運び込みに適した地形など、森林組合のアドバイザーにノウハウを教えてもらい、実際に現地調査を行いました。
　自然豊かな地形にも、人工の手が加えられ、昔の趣を残す背景を慎重に選びました。この場所で筏を流し、その写真をもとにポスター制作を行い、イベントの紹介に使用します。ポスターに適した場所を選ぶのに苦労しました。また、丸太を運び、現地で筏組みを行うため、そのスペースを確保することも重要です。

　２年生は、今後、木材提供者である林業家を訪れ、筏づくりの丸太の調達を行います。また、１０歳ごろまで筏流しの光景を見てきた林業家の実父に出会い、当時の様子を聞き取る学習を行います。筏づくり作業、試乗会、そして「イベント企画」など、これからの展開がとても楽しみです。

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