NO団体名主な企画内容
50 宇検村立阿室小中学校(鹿児島県) 「世界自然遺産の島~奄美 阿室校区の川で幻のリュウキュウアユを探せ!」
生活科・総合的な学習、理科などの学校教育活動及び子供会や集落の方々との土日や長期休業中の社会教育活動として、校区にある3本の川の生き物調査を行い、水質や地形、ごみ問題にも目を向けていく企画。

速報レポート1 序章~トムソーヤ―スクール企画コンテスト応募のきっかけ(1)

活動日:令和3年1月27日(木)・2月3日(水)・
活動場所:阿室川
活動人数:3・4年生 5人 指導者 1名
活動内容

「阿室川探検隊~上流まで行ってみよう!」

 世界自然遺産登録を目前に,注目の集まってきている奄美大島ですが,現地の多くの人々は,日常生活にある当たり前の自然や生き物に高い興味関心があるかというと,そうでもないのが現状です。行政やマスコミ,観光業にとっては絶好のPRになり,離島振興の大きな価値となることを期待されていますが,一般の人々は,自然が荒らされることや見知らぬ人々が自分たちの生活圏に入ってくることに不安を覚えています。
 しかしながら,身近な自然も意識して見つめ,その大切さに気づき,自分たちが行動に移していかないと,徐々に失われていくものです。私たちの生活は知らぬ間に,自然や生物たちに負荷を与えているのは事実です。まず,学校内・校区で身近な自然や生き物をしっかり見てみよう。そして,考え,学びを深め,行動・発信していこう!
 総合的な学習の時間で「まずは,私たちの学校の前を流れる阿室川を遡ってみよう!何が発見できるのだろう?」と学習をスタートさせました。そんな,冒険心からの学習は,ワクワクするような高揚感を生み,子どもたちの興味関心は持続し,探究する学びのサイクルができるはずです。
 令和3年度1月27日・2月3日に河口近く~上流の川沿いを歩き,発見したものは,サギやサシバなどの野鳥やオーストンオオアカゲラのドラミングの音,リュウキュウイノシシの糞,大きなゴムの木やヒカゲヘゴなどの奄美大島特有の自然や生物たちを目の当たりにしました。しかしながら,子どもたちが一番気になったのは,河口から100mほどの区間のゴミでした。外国語で書かれたラベルのペットボトルやキャップ,粉々に砕けたマイクロプラスチック,肥料袋などなど。ゴミ拾いをしながら,自然とゴミのギャップに「何で,ここにこんなゴミがあるの?」「私たちは,ゴミを川にポイ捨てしたりしないのに・・・」との声が上がりました。


亜熱帯の森から流れる阿室川 私たちが上がれる上流までさかのぼりました!

学校前の下流は河口近く~どうしてここにこんなゴミがあるの?




速報レポート1 序章~トムソーヤ―スクール企画コンテスト応募のきっかけ(1)
速報レポート2 序章~トムソーヤ―スクール企画コンテスト応募のきっかけ(2)
速報レポート3 第1章~トムソーヤ―スクール企画コンテスト応募への活動開始(1)
速報レポート4 第1章~トムソーヤ―スクール企画コンテスト応募への活動開始(2)
速報レポート5 第2章~トムソーヤ―スクール企画コンテスト応募への活動を広げる(1)
速報レポート6 第2章~トムソーヤ―スクール企画コンテスト応募への活動を広げる(2)
速報レポート7 第2章~トムソーヤ―スクール企画コンテスト応募への活動を広げる(3)
速報レポート8 第2章~トムソーヤ―スクール企画コンテスト応募への活動を広げる(4)
速報レポート9 第2章~トムソーヤ―スクール企画コンテスト応募への活動を広げる(5)

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