NO団体名主な企画内容
50 宇検村立阿室小中学校(鹿児島県) 「世界自然遺産の島~奄美 阿室校区の川で幻のリュウキュウアユを探せ!」
生活科・総合的な学習、理科などの学校教育活動及び子供会や集落の方々との土日や長期休業中の社会教育活動として、校区にある3本の川の生き物調査を行い、水質や地形、ごみ問題にも目を向けていく企画。

速報レポート6 第2章~トムソーヤ―スクール企画コンテスト応募への活動を広げる(2)

活動日:令和3年8月11日(水)
活動場所:阿室川
活動人数:2年生1人 4年生1人  指導者 1名

「阿室川探検隊~夏休み自由参加企画 まだまだ,阿室川をDeepに調べる!」
 夏休みの子どもたちは,意外と忙しいのです。20kmほど離れた児童クラブに通っていたり,それぞれの家庭の計画で校区にいなかったりで,子どもたちに「川に行こう!」と言っても,なかなか集まれません。事前調査のつもりで,一人で準備をしていると4年生と2年生の自然・生き物大好きの2人が寄ってきて,「一緒に阿室川に入りたい!」と言ってきました。保護者に許可をもらって,早速,阿室川へGO!は午前10時。
 今回は,少々冒険もさせようと思い,前回みんなで調べた地点よりも上流を目指し,安全に進んで遡ること1km以上の地点まで調べられました。少人数であるだけに,生き物たちも驚いて逃げてしまうことが少なかったのか,開けた川原の草花には,リュウキュウアサギマダラやスジグロカバマダラが飛び交い,川辺をリュウキュウハグロトンボがひらひらと飛んでいました。メタリックな美しさに見とれてしまうカワセミは,3羽見かけました。また,テナガエビは大漁で「やった~大きなタンガ―をゲット!」と大喜びの二人。やがて,川岸の両脇から木々がうっそうと覆いかぶさり,暗く狭くなっていくところまで来ると子どもたちも怖くなってきたようです。「先生~そろそろ,帰りませんか?」という不安げな言葉に,時間も正午のサイレンが聞こえたので,元来た川を下り,2m程の土手を上り,引き返しました。明るくなった地点からは二人の元気も戻り,「とったタンガ―はどうしよう?」「食べようか?」と話し合いながら帰りました。
 2年生の子の自宅にたどり着くと3人で今回の川の調査の振り返り~大漁のタンガ―をお母さんに頼んで,から揚げにしてもらって「阿室川の恵み」としていただきました。二人の保護者にあれこれ自慢げに話す姿には,小さな冒険を終えた高揚感と満足感で溢れていました。


阿室川にはたくさんの命が輝いていたよ!





タンガ―(テナガエビ)おいしかったよ!




速報レポート1 序章~トムソーヤ―スクール企画コンテスト応募のきっかけ(1)
速報レポート2 序章~トムソーヤ―スクール企画コンテスト応募のきっかけ(2)
速報レポート3 第1章~トムソーヤ―スクール企画コンテスト応募への活動開始(1)
速報レポート4 第1章~トムソーヤ―スクール企画コンテスト応募への活動開始(2)
速報レポート5 第2章~トムソーヤ―スクール企画コンテスト応募への活動を広げる(1)
速報レポート6 第2章~トムソーヤ―スクール企画コンテスト応募への活動を広げる(2)
速報レポート7 第2章~トムソーヤ―スクール企画コンテスト応募への活動を広げる(3)
速報レポート8 第2章~トムソーヤ―スクール企画コンテスト応募への活動を広げる(4)
速報レポート9 第2章~トムソーヤ―スクール企画コンテスト応募への活動を広げる(5)

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