NO団体名主な企画内容
50 宇検村立阿室小中学校(鹿児島県) 「世界自然遺産の島~奄美 阿室校区の川で幻のリュウキュウアユを探せ!」
生活科・総合的な学習、理科などの学校教育活動及び子供会や集落の方々との土日や長期休業中の社会教育活動として、校区にある3本の川の生き物調査を行い、水質や地形、ごみ問題にも目を向けていく企画。

速報レポート5 第2章~トムソーヤ―スクール企画コンテスト応募への活動を広げる(1)

活動日:令和3年8月6日(金)
活動場所:河内川(宇検村湯湾)
活動人数:1年生1人 2年生4人 3年生1人 4年生3人 5年生2人 6年生1人 中学生1人
     保護者5人 指導者 1名

「阿室川探検隊~夏休み自由参加企画 宇検村環境学習講座に参加者多数!」
 8月6日(金)は第3回目の宇検村「やけうちっ子環境学習 世界自然遺産博士講座」で「奄美の昆虫・水生生物の観察をしよう!~指標生物による水質調査とリュウキュウアユの保護活用~」がありました。
 自然大好き,生き物大好きの阿室小中学校の子は,毎回,たくさん参加しているのですが,今回は13名の参加ですから,なんと全校児童生徒の65%が参加したことになります。会場は,阿室校区からは25km以上離れており,保護者に連れて行ってもらえない子は,村の送迎バスに乗って行く講座ですから,子どもたちと保護者の方々の興味関心・意欲の高さに感心します。
 沖縄ではすでに絶滅してしまったリュウキュウアユですが,奄美大島には,いくつかの河川に生息しています。その一つが,宇検村の中心部 湯湾を流れる河内川なのです。奄美の方言では「ヤジ」と呼ばれるこの魚は,絶滅危惧種に指定され,県の条例で保護されています。阿室校区の川にも昔はいたと言われるリュウキュウアユについて学び,本物をまじかで見られるとあれば,参加した意義は大きなことです。
 奄美リュウキュウアユ保全研究会の米沢先生から30分の講義を受け,水槽に入れられたリュウキュウアユを見られたことで,フィールドの河内川中流に入ってのリュウキュウアユ観察や水生昆虫などの捕獲にいっそう意欲が高まりました。水生昆虫を捕獲し,調べることで川の水質を調べる体験は,7月19日にしていたので,阿室っ子は上手に水網を使い,どんどん水生生物を捕獲します。また,ネイチャーガイドの西先生には,4月の田植えの時の「田んぼの生き物調べ」で講師に来てもらっていたので,積極的に質問したり,話しかけたりしていました。そして,シュノーケルを付けての川の観察では,リュウキュウアユを見ることは出来なかったようですが,これまで経験したことのない川の観察法を大いに楽しんでいました。
 「阿室校区の川で,リュウキュウアユをさがすぞ!」子どもたちは,決意を新たにした様子でした。






阿室川にもリュウキュウアユがいるといいなあ




速報レポート1 序章~トムソーヤ―スクール企画コンテスト応募のきっかけ(1)
速報レポート2 序章~トムソーヤ―スクール企画コンテスト応募のきっかけ(2)
速報レポート3 第1章~トムソーヤ―スクール企画コンテスト応募への活動開始(1)
速報レポート4 第1章~トムソーヤ―スクール企画コンテスト応募への活動開始(2)
速報レポート5 第2章~トムソーヤ―スクール企画コンテスト応募への活動を広げる(1)
速報レポート6 第2章~トムソーヤ―スクール企画コンテスト応募への活動を広げる(2)
速報レポート7 第2章~トムソーヤ―スクール企画コンテスト応募への活動を広げる(3)
速報レポート8 第2章~トムソーヤ―スクール企画コンテスト応募への活動を広げる(4)
速報レポート9 第2章~トムソーヤ―スクール企画コンテスト応募への活動を広げる(5)

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