NO | 団体名 | 主な企画内容
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50 |
宇検村立阿室小中学校(鹿児島県) |
「世界自然遺産の島~奄美 阿室校区の川で幻のリュウキュウアユを探せ!」 生活科・総合的な学習、理科などの学校教育活動及び子供会や集落の方々との土日や長期休業中の社会教育活動として、校区にある3本の川の生き物調査を行い、水質や地形、ごみ問題にも目を向けていく企画。 |
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速報レポート7 第2章~トムソーヤ―スクール企画コンテスト応募への活動を広げる(3)
活動日:令和3年8月11日(水)~13日(金)
活動場所:屋鈍川
活動人数:4年生1人 6年生1人 保護者2人 指導者 1名
「阿室川探検隊~夏休み自由参加企画 ついに,屋鈍川にも生き物調査に入る!」
学校のある阿室集落から離れること約3km。屋鈍集落は,宇検村の最西端に位置し,学校までは一山越えて岬を回るので,徒歩で30分程かかります。ここに広がる屋鈍海岸は,知る人ぞ知る美しい海岸で,奄美の奥座敷の白い砂浜と美しいサンゴ礁が広がる海の色は「屋鈍ブルー」と呼ばれます。この海に流れ込む屋鈍川は,河口から100mもしないうち,二つに分かれ,両方とも川幅2mにも満たない三面張りの川となります。子どもたちと川を遡っての調査が難しいと判断し,11日は,河口から二つに分かれる地点までを事前調査で私が一人で調べてみました。汽水域で,ボラやチヌなどの魚が群れで見られ,テナガエビも確認できました。
そこで,12・13日の二日間で,ペットボトルでセル瓶を作ってのお魚捕獲に挑戦することにしました。12日のラジオ体操帰りに,屋鈍集落の4年生と6年生の子に声をかけると喜んで参加するとのこと。それぞれ自宅でペットボトルセル瓶を作り,10時には,保護者二人も来てくださり,5名で仕掛けを投じました。エサは,魚の切り身や味噌・海苔・練り餌を混ぜたものとそれぞれに工夫しました。12日の夕方と13日の朝方の2回の仕掛け引き上げで,ミナミテナガエビ5匹・テンジクカワアナゴ1匹・シマヨシノボリ1匹でした。川の上からの目視では,20cmほどの魚が多数確認できたのですが,捕獲できませんでした。「ボラ・チヌ・ユゴイあたりではないか~ひょっとしたら幻のリュウキュウアユかもしれない?」などと話していたのですが,確認できずじまいで残念でした。しかし,手作りの仕掛けで魚を捕獲できたので「2学期には,全校児童生徒で仕掛けを作って,阿室川で調べてみよう!」と話しはまとまり,屋鈍川の調査を終えました。
屋鈍ブルーの海に流れ込む屋鈍川にリュウキュウアユはいないのかな?
20cmくらいの体長で群れて泳いでいた魚は何だったのだろう?
速報レポート1 序章~トムソーヤ―スクール企画コンテスト応募のきっかけ(1)
速報レポート2 序章~トムソーヤ―スクール企画コンテスト応募のきっかけ(2)
速報レポート3 第1章~トムソーヤ―スクール企画コンテスト応募への活動開始(1)
速報レポート4 第1章~トムソーヤ―スクール企画コンテスト応募への活動開始(2)
速報レポート5 第2章~トムソーヤ―スクール企画コンテスト応募への活動を広げる(1)
速報レポート6 第2章~トムソーヤ―スクール企画コンテスト応募への活動を広げる(2)
速報レポート7 第2章~トムソーヤ―スクール企画コンテスト応募への活動を広げる(3)
速報レポート8 第2章~トムソーヤ―スクール企画コンテスト応募への活動を広げる(4)
速報レポート9 第2章~トムソーヤ―スクール企画コンテスト応募への活動を広げる(5)
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