NO団体名主な企画内容
13 公益財団法人観音崎自然博物館ジュニア生物調査隊(神奈川県) 「観音崎自然博物館 ジュニア生物調査隊」
「調査」、「資料の保管」、「絶滅危惧種」、「外来種」、「交流」、「発表」、「保全」という水生生物に関するキーワードを通して、生物や環境保全に関する知識、技術、経験を高め、継続的にスキルアップしていく企画。

速報レポート8 ハードな観音崎トンボ類と爬虫類調査 その2

実施日:2021年9月19日(台風の影響のため18日から19日に変更)
開催地:神奈川県横須賀市 観音崎公園
参加者:小学生22名、ボランティアスタッフ4名、職員1名 合計27名
内 容

 ハードな観音崎トンボ類と爬虫類調査の第2回目ということで、前回行った7月の調査から季節を変えて活動をおこなった。前日の台風の影響で、飛ばされてきたギンヤンマやウスバキトンボがいたるところに飛んでいて子どもたちは嬉しそうに採集をした。両生類・爬虫類はヤマアカガエル、ヒガシニホントカゲ、シマヘビを確認した。
 15時頃には観音崎公園内のいこいの水辺という大きな池に到着し、トンボ調査に専念した。7月の調査では見られなかったリスアカネやネキトンボを採集した。子どもたちは大型のトンボ類を採りたいようで、ギンヤンマやオニヤンマを狙っていた。
 途中、個人的に来ていた中学部の子たちと偶然遭遇し、彼らの成果を見せてもらい、小学生たちは刺激を受けていた。中学部の隊員たちは個人的に自分たち調査に行くようになってきて、標本づくりもマスターしているため、小学生の隊員たちには影響が大きいようだ。
 この日は朝9時半から17時まで歩き続けたかが、バテる子は一人おらず、また最後まで集中力を切らさず採集に打ちこみ心身ともに強くなってきたと思う。今回、採集した種については冬の発表に向けて11月、12月に標本づくりをおこなう予定である。


ヤブ漕ぎをしながら進む

採集した生き物を見せる子どもたち

ヤンマとりに人生をかけているDくん(ギンヤンマ)


見つけたヘビの種を一瞬で見分け、飛びかかって捕まえた小学1年生のRくん(シマヘビの幼蛇)

ヤマアカガエルを捕まえたスタッフのKさん。ジュニア隊の活動では、子どもたちに譲らずスタッフも本気で採るのがルール!

オニヤンマを持って誇らしげなYちゃん



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