NO団体名主な企画内容
19 NPO法人 河北潟(かほくがた)湖沼研究所(石川県) 「河北潟流域まるごと体験-流域の自然を守る人材育成カリキュラム-」
河北潟は元は海だった場所で多数の川が河北潟で合流し海につながっている。河口から最上流までをフィールドとし、流域を体感できるプログラムを半年かけて行い、成果を河北潟自然再生まつりで子どもたち自ら発表する。

速報レポート1 昔ながらの米作り「田植え体験」

活動日:2022年5月22日(日)
活動場所:「七豊米」の田んぼ(石川県金沢市岸川)
参加人数:42人(小学生10、保育・幼稚園児5、保護者17、社会人3、指導者7)
活動内容

農薬を使わず、化学肥料を使わず、手間暇かけての昔ながらの米作り「七豊米」の田んぼは、活動をはじめて11年目をむかえました。生きものがいる泥んこ田んぼで、子どもから大人までみんなで協力して、水苗代で育てた苗を丁寧に手植えします。休憩時間には、田んぼの泥の中にすんでいるハッタミミズを観察して、ハッタミミズがすみやすい田んぼについて考えました。


「七豊米」の田んぼの苗は、昨年この田んぼで収穫されたお米を種もみにしたものです。田植え体験活動では、そのことを伝え、水苗代で育てた苗を取る作業からおこなっています。小さい苗でもしっかり根を張っているので、苗取りは少し忍耐力のいる作業です。

畦に並んで、稲の植え方を伝えているところの写真です。稲を整列して植えるために、河北潟の地域では昔から木枠の「転がし」が使われました。転がしでつけられた目印に3本植えしていきます。

田植えはそれぞれのペースで丁寧に手植えします。子供たちも丁寧に根気よく頑張りました。「はじめての田んぼだったけど、じょうずにできたのでよかった。むしがきらいだけど、いやがらずにできてよかった。」、「泥の中で歩くのはむずかしかったけど、きれいに植えることができてうれしかったです。」といった感想がありました。


泥の中にいるハッタミミズをつかまえて観察しました。イベント最後に書いていただいたアンケートには、「ミミズをさわってみて、のびたりちぢんだりしてかわいかった。」、「生きものもたくさんみれてとてもよかった。」といった子供たちからの感想もありました。



速報レポート1 昔ながらの米作り「田植え体験」
速報レポート2 ハッタミミズがすみやすい田んぼづくり
速報レポート3 田んぼの草取り・生きもの調査
速報レポート4 田んぼの生きもの調査
速報レポート5 上流へ行ってみよう♪
速報レポート6 中流の環境と生きもの調査
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速報レポート8 昔ながらの米づくり「稲刈り体験」
速報レポート9 昔ながらの米づくり「稲刈り体験」2
速報レポート10 「ジュニア河北潟流域レンジャー」参加者によるポスターづくりと発表会、ジュニアレンジャー認定式

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