NO団体名主な企画内容
19 NPO法人 河北潟(かほくがた)湖沼研究所(石川県) 「河北潟流域まるごと体験-流域の自然を守る人材育成カリキュラム-」
河北潟は元は海だった場所で多数の川が河北潟で合流し海につながっている。河口から最上流までをフィールドとし、流域を体感できるプログラムを半年かけて行い、成果を河北潟自然再生まつりで子どもたち自ら発表する。

速報レポート4 田んぼの生きもの調査

活動日:2022年7月24日(日)
活動場所:「七豊米」の田んぼ(石川県金沢市岸川)
参加人数:18人(小学生3、保育・幼稚園児2、保護者5、社会人2、指導者6)
活動内容

稲が育ってきた「七豊米」の田んぼに入って、生きものを調べました。夏の平場の田んぼはとても暑さが厳しいですが、この時期に田んぼの生きものを調べる目的などを最初に伝えました。今回は水棲ミミズ類を研究する大高明史先生に、田んぼに生息するミミズについてお話をうかがいました。温度計で田んぼのなかで一番気温が低いところを探したり、田んぼの泥を採集して、泥の中にいる小さな生きものを調べました。また、網を振って稲についている虫を観察しました。


あちこち温度計で測ってみながら、田んぼの中で一番温度が低いところを探していただきました。一番低いところは21.9度、用水路の近くの水があるところの泥の温度でした。

泥を採集して泥の中にミミズ類がいないかを探しました。「思ったよりたくさんいる!」、との大高先生のコメントに嬉しくなりました。水棲ミミズ類の研究者は少なく、石川県初記録となるかもしれないとのお話を聞いて、泥の中をさぐるのにわくわくしました。小さくて細いミミズの拾い方を先生から教わって、子供たちも上手にえり分けていました。

参加型の田んぼの生きもの調査は2019年から始めており、例年は農薬を使っている田んぼと、農薬を使っていない田んぼで、稲についている虫を調べ、生きものや環境を比べる活動をおこなっています。今回は最後の少しの時間だけ、捕虫網を使って稲にどんな虫がいるかを調べました。


子供たちの自然体験イベントを応援するトムソーヤスクールコンテストに応募したことを伝え、いただいたチキンラーメンをプレゼント。最後に記念撮影しました。



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