NO団体名主な企画内容
3 札幌市立澄川南小学校(協働:NPO法人 北海道森林ボランティア協会)(北海道) 「すみなみSDGs~澄川の森でSDGsを体感!実践!」
学校に隣接する澄川都市環境林で、子どもたちが学年毎にステップを踏みながら、SDGsに繋がる森の生長観察と森を育てる活動。

速報レポート5 

活動日:2022年9月30日(金) 10:00~11:30
活動場所:札幌市澄川都市環境林
参加人数:澄川南小学校~5年生58名と教員3名、
北海道森林ボランティア協会(森ボラ)~協会員6名
活動内容

 5年生は今年度初めての森の活動で、マイツリーとその周辺の森の様子を観察し、森ボラ協会員の話を聴きました。
 最初はマイツリーの周長を測定して生長を確認しました。中には周長が1mピッタリのミズナラがあり、その直径はと訊くと、円周率3.14で割って…、30cmちょっとと名答が返ってきました。
 マイツリーの観察の後は周辺の森の観察です。足元を注意深く探し、棒で落葉の下を覗いたり、木肌に触ったりしていました。シナノキの若木と老木の樹皮の違いを知ったり、エゾゼミの抜殻やシナノキのヘリコプターの付いた実を拾ったり、たくさんのことを発見したようです。
 活動の最後は、落葉の上に座って森ボラの酒井協会員の「紅葉の話」を聴きました。全員に葉っぱが配られ、葉の表と裏を擦って感触の違いを確かめ、光合成で出来たデンプンが運ばれる葉脈を確認しました。また、秋に葉っぱは何色になると問い掛けすると、赤と黄色と即答が返ってきました。質問タイムでは、「葉っぱは何故緑から茶色になるのか」⇒「緑の色素が無くなり隠れていた赤や黄色の色素が出てきて紅葉になり、最後は枯れて茶色になります」、「何故葉っぱは色々な形をしているのか」⇒「人にそれぞれ個性があるのと同じかな」、「葉っぱが茶色くなると何故破れ易くなるのか」⇒「次の世代の肥料となるため」、など5年生らしい鋭い質疑応答がやり取りされました。


それぞれの班に分かれてマイツリーの周長測定と周りの観察をしました。

マイツリーに選定したイタヤカエデの周長を測りました。

酒井協会員の「紅葉の話」を聴きました。


観察したこと、話で聞いたことを観察ノートに記録しました。



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