NO団体名主な企画内容
3 札幌市立澄川南小学校(協働:NPO法人 北海道森林ボランティア協会)(北海道) 「すみなみSDGs~澄川の森でSDGsを体感!実践!」
学校に隣接する澄川都市環境林で、子どもたちが学年毎にステップを踏みながら、SDGsに繋がる森の生長観察と森を育てる活動。

速報レポート8

活動日:2022年10月 20日(木) 10:00~11:30
活動場所:札幌市澄川都市環境林
参加人数:澄川南小学校~3年生63名と教員3名、
北海道森林ボランティア協会(森ボラ)~協会員5名
活動内容

 3年生は今年度3回目、最後の澄川の森の活動です。今日は6月に選定したマイツリーと秋の森を観察し、森ボラ協会員から澄川にいる生きものたちの話を聞きました。
 先ず、マイツリーの班に分かれてそれぞれのマイツリーの様子を観ました。「少しは大きくなったかな」、「葉っぱが少なくなったよ」との声が聞こえます。
 次に、マイツリーの周りの秋の森を観察し、セミの抜殻や根が出たドングリ、何種類かのキノコなど秋ならではの宝物を見つけました。秋の森は、夏の緑が濃い様子と異なり、葉っぱが赤・黄に紅葉し、落ちる葉もあり空が少し見えてきたとの子どもたちの感想でした。
 活動の最後は森ボラの酒井協会員から澄川の生きものたちの話を聞きました。酒井さんは絶滅危惧種(レッドリスト)と指標種について写真を見せながら説明しました。澄川の森にはニホンザリガニ、エゾサンショウウオ、ヤマシャクヤク、トケンランなどの絶滅が心配されている貴重な生きものがいること、また、生態系の豊かさを表すクマゲラやエゾアカガエルなどを見ることが出来、これらの生きものたちが安心して棲むことが出来る澄川の森を大切にしようと呼びかけました。質問タイムでは、「絶滅危惧種はどうやって決めるの」⇒学者や研究者が集まっていろいろな面から検討して絶滅の危険度を考えて決めます、「外来種のアズマヒキガエルはどうなんですか」⇒アズマヒキガエルは昔からいる生きものたちを脅かす危険なものです。みなさんも発見したら教えてください、などの質疑応答がやり取りされました。


マイツリーと秋の森の様子を観察する

根を出したドングリをゲット

澄川の森の生きものたちの話を聴く

追記

 トム・ソーヤースクール企画コンテストの対象期間は10月23日で終わりますが、「すみなみSDGs~澄川の森でSDGsを体感!実践!」活動はこれ以降も10/31:6年生卒業記念植樹、11/15:5年生森の木でネームプレート作り、1/23:4年生冬の森の観察、と続きます。



速報レポート1 すみなみSDGs~澄川の森でSDGsを体感! 実践!
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