NO団体名主な企画内容
3 札幌市立澄川南小学校(協働:NPO法人 北海道森林ボランティア協会)(北海道) 「すみなみSDGs~澄川の森でSDGsを体感!実践!」
学校に隣接する澄川都市環境林で、子どもたちが学年毎にステップを踏みながら、SDGsに繋がる森の生長観察と森を育てる活動。

速報レポート7

活動日:2022年10月 13日(木) 10:00~11:15
活動場所:札幌市澄川都市環境林
参加人数:澄川南小学校~5年生60名と教員3名、
北海道森林ボランティア協会(森ボラ)~協会員7名
活動内容

 今日は恒例の5年生の「森の清掃活動」です。自分たちのマイツリー活動や自然観察活動のフィールドである澄川都市環境林は東側に市道(澄川厚別滝野連絡線)が走っており、そこから不法投棄されるゴミを拾います。沿線市道は2.3kmほどあり、今日は森ボラ協会員18名と(株)じょうてつのCSR活動で参加した15名が共に清掃活動を担いますが、澄川南小5年生の受持ち地区は学校に近い環境林の北側250mほどです。
 最初に森ボラ協会員からゴミ拾いでの注意点の説明を受け、ゴミを入れるボランティア袋を持って活動を開始しました。二組に分かれて森に入るとビックリ! ゴミは有るは、有るは。しばらくすると袋はゴミでいっぱいになり、道路まで持ち上げて集めました。一般ゴミの他にテレビ、扇風機、椅子、冷凍庫、タイヤがあり、またまたビックリでした。子どもたちが拾ったゴミはボランティア袋で31袋ありました。また、拾ったゴミを回収した札幌市の清掃事務所からの報告では、今回のゴミの総重量は1.26t、タイヤ20本、冷凍庫1台、灯油入りポリタンク1個などとのことでした。
 学校に戻った5年生は早速活動のまとめをしました。①「拾ったゴミをリストアップ」では、35種類のゴミを絵を添えて報告した児童がいました。②「気がついたこと」では、ゴミが想像以上にあってビックリもし悲しかった。③「クラスで話し合ったこと」では、森の清掃から考えられる事としてゴミが森や海の生きものに悪影響を及ぼすことが心配だ。なぜゴミを捨てるのかでは、森はゴミを捨てやすい環境にあるといった意見でまとまりました。④「森清掃のふりかえり」では、「最初は『何で自分たちがやるの?』と思ったけど、最後はすごくほこりに思った」、「森のゴミは拾いきれなかったけれど、少しでもSDGsなことが出来てうれしかった」、「ゴミのポイ捨ては森や海に大きな影響があること、絶対にしてはいけないことを学んだ。他の人にも教えてあげたい」、「捨てる人は何も気にしないけど、それを清掃する人は大変なことをすごく感じた」などの感想がありました。


ゴミ袋を持って清掃開始。

ゴミは悲しくなるほど捨てられていた。

道路脇に集めたゴミの山。



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