NO団体名主な企画内容
3 札幌市立澄川南小学校(協働:NPO法人 北海道森林ボランティア協会)(北海道) 「すみなみSDGs~澄川の森でSDGsを体感!実践!」
学校に隣接する澄川都市環境林で、子どもたちが学年毎にステップを踏みながら、SDGsに繋がる森の生長観察と森を育てる活動。

速報レポート6

活動日:2022年10月 6日(木) 10:00~11:30
活動場所:札幌市澄川都市環境林
参加人数:澄川南小学校~4年生59名と教員3名、
北海道森林ボランティア協会(森ボラ)~協会員6名
活動内容

 4年生は今年度3回目の森の活動で、夏と秋の森の様子の違いを探す、マイツリーの観察、工作用の材料収集の3つのテーマで活動しました。
 最初は「夏と秋の森の様子の違い」を、森を眺めて一生懸命に探しました。紅葉が始まった森は何となく静かで寂しそうです。樹高2mくらいのオオカメノキの木が1mぐらいしか離れていないのに青葉と紅葉した葉に分かれているのはなぜ?と質問が上がりました。みんなで考えた結論は、「太陽光のあたり方違う」「青葉の木はまだまだ元気いっぱい」との答えに落ち着きました。オオバボダイジュの種を飛ばして回転しながら遠くに運ばれることを学んだグループもありました。
 次はマイツリーを観察しました。5月の第1回目で一度周長測定を行ったのですが、半年経った時点で改めて行いました。多少の生長が確認できたようです。前回の7月に発見したキハダ(高さ約20m、胸高直径約25cm)の上部の葉っぱがなく枯れた様子は依然として変化が見られず、もうしばらく様子を見ることにしました。キハダの内皮を一部剝いで、黄色の部分は漢方薬で胃腸薬の材料になることを知りました。
 最後は学校で行う工作の材料を収集しました。森を歩いて木の葉や枝、実を拾い、森ボラでもいくつか用意していたので併せて持ち帰りました。どんな作品が出来上がるか楽しみです。ドングリを工作材料に持ち帰る児童がいたので、保管中に出てくるシギゾウムシの簡単な駆除方法を森ボラからメールで説明しました。


夏と秋の森の様子の違いを見つけて観察ノートに記録しました。

マイツリーの周長を改めて測りました。少しは太ったかな。

キハダの内皮が黄色いのを発見! 薬になると聞いてビックリ。



速報レポート1 すみなみSDGs~澄川の森でSDGsを体感! 実践!
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